三股町 田上
ジョロウグモ♀の多くは産卵を終えて死に絶えたが、まだまだしぶとく残っているものもいる。
家壁にしがみつくようにして踏ん張っているメス。
つい昨日までは脚を縮めて死んだようになっていたが、今日は何をしたいのか、モゾモゾと活動していた。
このメスにとって最大の仕事は産卵だろうが、その力が残っていることを期待したい。
昨夏の台風で根元から折れてしまった庭のコナラは、そのあと盛んに萌芽した。
折れた原因は、クワカミキリ幼虫の食害だった。数本のトンネルが穿たれて弱くなった幹が、強風に耐え切れず折れたのだ。
コナラの紅葉は久しぶりに見た気がする。このコナラは50センチほどの実生を植えたもので、順調に成長して多くの昆虫を養ってもきた。
(写真:EOS-5D MarkⅢ EF100mmマクロ )