チクシトゲアリ、さらにふたたび

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三股町 田上

午前7時。霧島山が赤く染まっていた。

霧島山朝焼けIMG_7189.JPG一昨日、昨日と紹介したチクシトゲアリだが、振り返ってみると活動期の写真がほとんど無い。
かろうじて引っぱり出せたのが、ムラサキシジミ幼虫にたかっているカットだ(2007年5月撮影)。
チクシトゲアリZ0230006.JPGムラサキシジミ幼虫は熟令で赤く染まっているが、蛹化場所を探しているのだろう、巣から出て歩く速度が早かった。
チクシトゲアリはなんとか甘露をいただこうと、幼虫の体のお尻のほうをしきりと触角でドラミングを繰り返していた。
アリがしつこくまとわりつくと、幼虫にとっては寄生バチから身を守るためのガードマンとして役に立っているのかもしれない。

チクシトゲアリの越冬コロニーは、我が家から道一本隔てたすぐ隣の杉植林内にあったが、昨日は足下からノウサギが飛び出した。また、イノシシが泥をこすりつけた痕もいくつかある。
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