コガネグモ科の2種

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サルトリイバラの実が、いつのまにか大きく育っていた。
サルトリイバラIMG_2599.JPG秋に真っ赤になるまでの色変化は見応えがある。これからが楽しみだ。

コガネグモは成体の姿が一段と増えた。幼体を見つけるのは、かなり苦労する。

コガネグモIMG_2484.JPGメスの網巣にオスが来ていた。年によっては、早い個体では5月末頃にも産卵が見られる。
写真のメスも今月末頃には産卵するかもしれない。

コガネグモの幼体を探して、耕作放棄の草むらを覗いていると、
目線の高さにゲホウグモがいた。
 自宅から歩いて2分の場所だ。
ゲホウグモIMG_2513.JPG腹長だけでも10ミリは超える大きなメスだ。
セイタカアワダチソウの枯れた花穂部にぶら下がっている。

ゲホウグモを初めて見たのは、13年も前の石垣島だった。
そのときは木の枝に見事に同化しており、まさに瘤にしか見えなかった。


垣島での出会いは森の中だったから、コガネグモが好むような明るい草地にいたことは、意外だった。

ゲホウグモが張る大きな円網も是非、見てみたいものだ。
本種は夜になって網を張り、朝には片付けてしまう。

酒を飲んでいてはイカンね。

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