物置で作業をしていたら、いきなり翅音が聞こえてきた。
急いでクヌギの梢を覗き込んでみれば、ニイニイゼミのメスがハラビロカマキリ幼虫に捕まっていた。
がしかし、なんだか様子がおかしい。
鎌脚で獲物を抱えたままで、いっこうに口をつけようとしない。
ニイニイゼミは思いっきり暴れている。あまりにも抵抗が激しいので、持て余しているのだろうか?
しばらくして、事の真相がわかった。
私からは死角になる位置に、オオカマキリ幼虫がいたのだ(写真右側)。
そのオオカマキリが、ハラビロカマキリが捕らえた獲物にくらいついたのである。
力の差は歴然としている。ハラビロカマキリは、あっさりと獲物を奪われてしまった。
急いでクヌギの梢を覗き込んでみれば、ニイニイゼミのメスがハラビロカマキリ幼虫に捕まっていた。
がしかし、なんだか様子がおかしい。
鎌脚で獲物を抱えたままで、いっこうに口をつけようとしない。
ニイニイゼミは思いっきり暴れている。あまりにも抵抗が激しいので、持て余しているのだろうか?
しばらくして、事の真相がわかった。
私からは死角になる位置に、オオカマキリ幼虫がいたのだ(写真右側)。
そのオオカマキリが、ハラビロカマキリが捕らえた獲物にくらいついたのである。
力の差は歴然としている。ハラビロカマキリは、あっさりと獲物を奪われてしまった。
おそらく、オオカマキリにとって、ハラビロカマキリは眼中になかったかと思う。彼女にとっては、普段通り、狩りに成功しただけのことだろう。
一方、ニイニイゼミのメスだが。カマキリに襲われたのは、産卵中で無防備だったかと想像する。産卵管が産卵管鞘から飛び出ている状態でも、それが窺える。
7月4日に産卵された、サツマヒメカマキリの卵が、今朝のこと一斉に孵化していた。
気付いたときには、机の上を多数の黒い幼虫がアリのごとく歩いていた。
脱皮殻を数えてみると、30頭ほどが孵化したようだ。
卵のうは、寄生を受けるのを恐れて室内に置いていたので、データとしては問題があるが、
卵期は27日間。
このあと、秋の終わり頃には終齢まで成長するはずだ。
一方、ニイニイゼミのメスだが。カマキリに襲われたのは、産卵中で無防備だったかと想像する。産卵管が産卵管鞘から飛び出ている状態でも、それが窺える。
7月4日に産卵された、サツマヒメカマキリの卵が、今朝のこと一斉に孵化していた。
気付いたときには、机の上を多数の黒い幼虫がアリのごとく歩いていた。
脱皮殻を数えてみると、30頭ほどが孵化したようだ。
卵のうは、寄生を受けるのを恐れて室内に置いていたので、データとしては問題があるが、
卵期は27日間。
このあと、秋の終わり頃には終齢まで成長するはずだ。