8月8日。
愛媛県石鎚山スカイライン途中、標高約1,000mのところにある、金山林道入り口。
愛媛県石鎚山スカイライン途中、標高約1,000mのところにある、金山林道入り口。
道路脇の狭い駐車スペースに車を停めて、ウェットスーツ地の長靴に履き替え、カメラザックを背負う。
林道を歩き始めたのは、午後1時57分。午前中は松山の実家の庭木の剪定作業をしていたので、こんな遅い出出しとなった。ま、午前中はどんより曇っていた。日射しが出始めたのは昼前からだった。
シコクトゲオトンボのヤゴが潜んでいそうな崖を横目に歩き続ける。
林道を歩き始めたのは、午後1時57分。午前中は松山の実家の庭木の剪定作業をしていたので、こんな遅い出出しとなった。ま、午前中はどんより曇っていた。日射しが出始めたのは昼前からだった。
シコクトゲオトンボのヤゴが潜んでいそうな崖を横目に歩き続ける。
林道は台風5号の影響で雨水で溢れ、川登りとなった。しかし、川登りは途中まで。
チッチゼミとエゾゼミの鳴き声が心地良い。
アワブキの緑葉が日射しに透けて、目に滲みる。林道沿いにアワブキが多いが、虫のしわざは少ない。
虫の姿も、キンモンガがフラフラと舞うくらいで寂しい。イチモンジチョウ、ヒメキマダラヒカゲくらいだ、チョウは。
「笹倉湿原」の看板を横目に通り過ぎてまもなく、廃車が現れた。
チッチゼミとエゾゼミの鳴き声が心地良い。
アワブキの緑葉が日射しに透けて、目に滲みる。林道沿いにアワブキが多いが、虫のしわざは少ない。
虫の姿も、キンモンガがフラフラと舞うくらいで寂しい。イチモンジチョウ、ヒメキマダラヒカゲくらいだ、チョウは。
「笹倉湿原」の看板を横目に通り過ぎてまもなく、廃車が現れた。
ここまでの林道は人一人がやっと歩ける程度の道巾。この廃車はかなりの年代物だろう。車に詳しくはないが、それでもこの廃車がダイハツのハイゼットキャブだとはわかった。丸型ライトから、1965年代頃の2世代タイプかと思う。つまり50年前頃に走っていた車だろう。林道の工事で使われたものなのか、一体どんな理由でここに置き去りにされたのだろうか?と気にはなる。林道の道幅も当時はまるで違っていたのだろう。
おもいきり想像を巡らしてみれば、物語の一つや二つは思い描けそうだ。
林道を歩いたけれど目的の虫は見つからなかった。それも想定はしていたので、とくに気落ちするでもなく、こんなものさ、と林道途中から引き返した。
おもいきり想像を巡らしてみれば、物語の一つや二つは思い描けそうだ。
林道を歩いたけれど目的の虫は見つからなかった。それも想定はしていたので、とくに気落ちするでもなく、こんなものさ、と林道途中から引き返した。