昨日、紹介したムラサキシジミ前蛹は、今朝になって蛹化を終えていた。
アリが数匹、まとわりついているが、幼虫時代にはありつけたご褒美は今は無いはずだ。
それでもアリ達がここに集まって来るのは、ムラサキシジミの蛹が、アリを誘因する何らかの香りでも出しているのかもしれない。
日曜日は避けたかったが、スケジュール上仕方ない。
早朝の公民館一斉清掃作業に参加したあと、熊本に向かった。
阿蘇山周辺の道路は去年の地震災害の復旧作業がまだ続いており、通行止めや工事で交互通行の箇所も多く、
渋滞と大きく迂回する行程のため、阿蘇山上には通常より1時間以上遅れて到着。3ルートのうち、東登山道一本しか通行できない。
山肌が大きく崩落した箇所など、災害の爪痕が凄まじい。
昨年の噴火の影響も大きく、山上一帯での放牧はずっと行われていないようだ。いつもならあちこちに転がっている牛糞もまったく見当たらない上に、草原の草丈も膝の高さまで伸びている
草千里の観光乗馬だけは賑わっていたが。観光客の数もかなり多い。
放牧地でも配合飼料の給餌が行われる。畜産農家のトラックが近づくと、
一斉に駆け出してそこへ集まって来る。