ブナ林を歩く、その2

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19日から仙台〜山形〜仙台〜飯能、と巡って、昨夜から都内新宿に移動。

今回は、3冊の写真絵本のための撮りおろしが目的。

20、21日と写真家の永幡嘉之さんに、山形のフィールドを案内していただいた。
永幡さんには、2005年の初夏に初めてお会いしてから、じつに12年ぶりとなるフィールド歩き。

20日は山形市内の公園。サクラ、ヤマボウシ、カエデ、オニグルミ、ミズキ、クリ、コナラ、クワ、などの二次林と草地。
コナラの樹液には、オニベニシタバが何頭か来ていた。

21日は山形市内から約2時間掛かる、飯豊山麓のブナ林を歩いた。
飯豊山麓IMG_8207.JPG
ツヤツヤのトチノキの実は、思わず拾いたくなる。和菓子の栗饅そっくりだ。
IMG_8246.JPG
スギの倒木朽ち木には、白いスギヒラタケが多かった。
IMG_8212.JPG
さんざん探し歩いてようやく見つけていただいた、ブナ立ち枯れのサルノコシカケ。
サルノコシタケIMG_8289.JPG
ブナの幹で佇んでいた、ツノアオカメムシ♀。
ツヤアオIMG_7467.JPG

4時間あまり歩いて、最後は草原の斜面を登った。けっこうバテたが、ススキ野原が奇麗だった。
IMG_8336.JPG
山形での二日間のフィールド巡りでは、狙い通りの撮影ができた。

あらためて、永幡嘉之さんにお礼を申し上げます。
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