[ 宮崎県 三股町 ]
松山の実家から空港まで、主要国道の一部で渋滞がありそれ以外でも
車の数が多くて、まるで東京の生活に戻ったような気がした。
車を運転していてストレスを感じることは、宮崎ではあまりないが、
松山は人口密度が高くたいへん混みあった圧迫感を覚える。ことが多い。
今回のレンタカーは日産マーチにしたが、今はキャンペーン中で
マーチと同じ料金で電気自動車のリーフが借りれると後で知った。
フル充電、エアコン使用で150キロ走行できるそうだ。
今回の走り方ならそれで充分であったから、リーフを借りれば良かった。
リーフは通常時ではレンタル料金が割高になるそうだが、
先日、三股町の交差点で前をリーフが走っていて驚いた。
日常生活で車を使う範囲では、ガソリンが要らないリーフがお得なのかもしれない。
さて、鹿児島行きの飛行機は空席が多く、離陸後、高度が上がってからは
前席の空いた座席へ移動できた。搭乗者数が少ない場合、離陸時の機体バランス上
後部座席に詰めて座らされるのである。
カメラを持っていた私を見て客室乗務員の方が一番前の席を薦めてくれた。
たしかに下界がよく見えるのだが、写真撮影の画角としては元の翼後ろの席(8C)の
方が良かった。ま、しかしせっかくだから、と嬉しそうに窓の外を眺めた。
飛行経路の地図をもらったが、実際に下界を眺めていると経路図通りに飛行している
ことがよくわかった。
四国の佐田岬先端が見えた。
このあとあっという間に九州へと入り、臼杵港も確認できた。四国はほぼ晴天だったが
九州では雲が多くなり不気味なほどに感じた。鹿児島空港に近づいて高度を下げ始めると
プロペラ音も不安定になり、機体がかなり揺れて、空を飛んでいるという実感が湧いた。
鹿児島空港からは霧島山を時計回りの高速道で帰った。高速料金は高くつくが
所要時間が読みやすいので、急いでいるときは必ずこのコースを選ぶ。
午後5時から、三股町JR三股駅の「みまたんえき」ギャラリーで写真展の準備。
役場の方達が写真パネルの設営作業をして下さった。
ほぼ終了できたのは午後8時過ぎ。皆さん、ほんとうにご苦労様でした。
今回は写真パネルを換えてみた。少し枠の巾が大きくなったぶん、ボードとのバランスも
調整する必要が出てきたりしてこれは想定外だった。
しかし、固定フックの位置が共通しているので配置作業は以前よりか
かなり楽になったと思う。パネル重量は少し増えた。
明日は午前9時半から公開。午後3時からはこのスペースで講演会を行う。
著書の販売も行うことにした。