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宮崎県 美郷町

昨日は県北の美里町「おせりの滝」にて、観察会の下見のあと、夜は石峠レイクサイドのロッジに宿泊。
一棟の収容人数は4〜6名だから、私一人ゆったりと休むことができた。
ロッジIMG_4021.JPG
今朝は9時半から観察会開始。過去2回、この場所で観察会を行ったがいづれも雨だった。3回目の今日は快晴。参加した小学生は95名。2年前に参加したときは2年生だった子が、今回2回目で4年生。見覚えのある子たちが元気に話かけてくれた。2時間たっぷり虫探し。
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ヤブキリIMG_4067.JPG
お腹がでっぷり肥えた、ヤブキリのメスがいた。

[ 宮崎県 三股町 ]

午前8時~地区公民館で盆祭りの設営作業に参加。

草刈や舞台作りと人手が要る。 途中、嫁さんと次男をJR都城駅に送る。

お盆帰省である。子供の成長に伴い、家族の足並みは揃わなくなった。

午後2時前から「みまたんえき写真展」会場に出向いた。

しばらくして、激しい雨となった。

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Z8120280雨いす.JPG寂しい駅前通りはまっすぐ一本道で武道館へと続く。

空も広い。 この一本道の空間をうまくデザインして、人が集う場所にできそうな気がする。

今はとにかく寂しい。駅前が賑やかになる日はいつか来るだろうか?

事前に連絡いただいた鹿屋市の方、そして太宰府市から来ていただいた方と

会場でお会いできた。皆さん、遠くから来ていただきありがとうございます。

Z8120287会場のこども.JPG私の写真絵本を読んでくれる子供たち。

どんな反応をするのか眺めているのも面白かった。

お孫さんを連れた老夫婦の方とお話をした。

おばあちゃんは、「毎年カブトムシをただ飼うだけで、実際にいる場所に連れていけない

のが残念。写真のような場所はどこにありますか?」との質問を受けた。

三股町ならあちこちにカブトムシ観察ポイントとなる環境があることを説明しようとしたら、

おじいちゃんが、もうその話はええから、と会場を早く出ようとなさった。

せっかく、おばあちゃんが孫にと、自然体験の情報を求めていらっしゃるのに、

おじいちゃんの「そういうことに深入りするな!」とのメッセージを私はしっかり受け止めた。

どうしてかなあ?と残念に思った。孫が昆虫好きになっては困る、という心情があるのかも

しれない。それはそれでわかる気もする。

じつはこのおじいちゃん、私になぜ宮崎に来たのか、厳しい表情で質問をなさった方である。

最初から理解できかねない、という硬い表情。これは初めての経験。

「なんで、この土地に来たのか?ここは宮崎ぞ!」

端折りながらもこれまでの事情をお話したのだが、その反応ぶりには

かなりの拒絶感があったことを、私は見逃さなかった。なるほど、私のような生き方や

価値観を嫌っているなあ、と肌で感じたのである。

というか、宮崎のこの三股町に辿り着いた明解な根拠やいきさつを期待なさっていた

ように感じる。私は偶然ですよ、とまあ正直にそのまま語った。

それでも写真展を開催するなかで、こうしていろいろな方とお会いできる

機会が持てるのは面白い。面白い、などと書けば、また恐い顔されそうだが。

今日、明日と、家では私、一人。

朝夕、2回の犬の散歩、他もろもろの家事も忙しい。

Z8120334ツチイナゴ幼虫.JPGツチイナゴ幼虫。夕方の散歩。

Z8110257アオバセセリ蛹.JPG一昨日、蛹化した美郷町産のアオバセセリ蛹。

飼育していた幼虫は美郷町の現地に戻すつもりだったが、観察会で参加者の皆さんに

観てもらったあと、すっかり忘れてしまい、うちまで持ち帰ってしまった。

それで宮崎市の倉岡小学校での講演でも幼虫を披露しそのまま飼育を続けたのである。

( 写真:OM-D E-M5  ライカ45ミリマクロ、M.9-18ミリズーム )






ヤマトタマムシ

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[ 宮崎県 三股町 ]


みまたんえき写真展が今日から始まった。

Z8110232会場.JPG午後3時からは講演を1時間。

遠くは大阪の方や、宮崎市、佐土原から来られたご家族もいた。

いづれの方も私のブログを観ていたただいているとのこと。

そういう方にお会いできる機会は少ないのでとても恐縮し、嬉しかった。

途中、前席の低学年の子が落ち着きがなくなり、他の聴講者の方から

ガツンと注意を受けて静かになった。

私が注意をするべきだったと反省している。以前にも似たようなことがあって、

他の父兄の方にご迷惑を掛けたことがある。

すでに経験のあることだから、そういう事態に備えての対処法を事前に

考えておくべきだった。

講演というのは聴講者の人数にもよるだろうが、一方的に語ればいい、

というものでもない。だから思わず発言してしまう子がいても、

そのタイミングを捉えてうまく言葉を返すようにはしている。

しかし、騒ぐのは困るなあ。

困るけど、それは何かを訴えてはいるのだろう。

久しぶりに南九州大学の院生の方、そして日南市からはメリアンさん親子、

と顔馴染みの方ともお会いできた。

皆さんお忙しい中、ほんとうにありがとうございました。
Z8110253たまむし腹.JPG
先月、事情あって標本にしたヤマトタマムシ。

その事情についてはいづれ語ることもあるかもしれないが、

今は伏せておこう。とにかく腹側も美しい。

「最近、タマムシを見なくなった」と、よく耳にするようになったが、

タマムシはそう少なくはない。昔に比べれば減ってはいるのかもしれないが、

身近な環境にそこそこ生息しているのであって、出会いのチャンスを高めるには

それなりの努力や工夫も要るのである。

前にタマムシの標本をお世話になった編集者とデザイナーの方にプレゼントした

ことがある。お二人共、私よりか若い女性で、これ以上の説明も不要かと思う。


( 写真: OM-D E-M5  M.9-18ミリズーム、ライカ45ミリマクロ )



[ 宮崎県 三股町 ]

松山の実家から空港まで、主要国道の一部で渋滞がありそれ以外でも

車の数が多くて、まるで東京の生活に戻ったような気がした。

車を運転していてストレスを感じることは、宮崎ではあまりないが、

松山は人口密度が高くたいへん混みあった圧迫感を覚える。ことが多い。

今回のレンタカーは日産マーチにしたが、今はキャンペーン中で

マーチと同じ料金で電気自動車のリーフが借りれると後で知った。

フル充電、エアコン使用で150キロ走行できるそうだ。

今回の走り方ならそれで充分であったから、リーフを借りれば良かった。

リーフは通常時ではレンタル料金が割高になるそうだが、

先日、三股町の交差点で前をリーフが走っていて驚いた。

日常生活で車を使う範囲では、ガソリンが要らないリーフがお得なのかもしれない。

さて、鹿児島行きの飛行機は空席が多く、離陸後、高度が上がってからは

前席の空いた座席へ移動できた。搭乗者数が少ない場合、離陸時の機体バランス上

後部座席に詰めて座らされるのである。

カメラを持っていた私を見て客室乗務員の方が一番前の席を薦めてくれた。

たしかに下界がよく見えるのだが、写真撮影の画角としては元の翼後ろの席(8C)の

方が良かった。ま、しかしせっかくだから、と嬉しそうに窓の外を眺めた。

飛行経路の地図をもらったが、実際に下界を眺めていると経路図通りに飛行している

ことがよくわかった。

四国の佐田岬先端が見えた。

Z8100204佐田岬.JPGこのあとあっという間に九州へと入り、臼杵港も確認できた。四国はほぼ晴天だったが

九州では雲が多くなり不気味なほどに感じた。鹿児島空港に近づいて高度を下げ始めると

プロペラ音も不安定になり、機体がかなり揺れて、空を飛んでいるという実感が湧いた。

鹿児島空港からは霧島山を時計回りの高速道で帰った。高速料金は高くつくが

所要時間が読みやすいので、急いでいるときは必ずこのコースを選ぶ。

午後5時から、三股町JR三股駅の「みまたんえき」ギャラリーで写真展の準備。

役場の方達が写真パネルの設営作業をして下さった。

Z8100213みまたんえきギャラリー.JPGほぼ終了できたのは午後8時過ぎ。皆さん、ほんとうにご苦労様でした。

今回は写真パネルを換えてみた。少し枠の巾が大きくなったぶん、ボードとのバランスも

調整する必要が出てきたりしてこれは想定外だった。

しかし、固定フックの位置が共通しているので配置作業は以前よりか

かなり楽になったと思う。パネル重量は少し増えた。

明日は午前9時半から公開。午後3時からはこのスペースで講演会を行う。

著書の販売も行うことにした。







[ 宮崎県 三股町 ]

8月11日から開催予定の写真展は

三股町のJR三股駅にある「みまたんえきMういんぐ」にて。

今年で4回目となるが、場所が場所だけに毎年、来客数が気掛かりだ。

駅前のロータリーの風景が寂しいのである。

私は静かで好きな空間だが、ギャラリーへ人が来てくれないことには

話しにならない。

この場所に、近くにある郵便局と銀行が引っ越してくれて、

なおかつコンビニでも並べば、俄然、人の流れも違ってくるだろう。

惜しいのである。すぐ傍に銀行と郵便局があるのに。

ポスター写真展.jpg
今日は写真展のレイアウトの最終チェックを行い、かなり内容を練り直した。

揃えた写真データを東京の業者にプリント発注もできた。

会期中はできるだけ会場に顔を出したいところだが、仕事の都合もあり、

出れない日や時間帯にも制約があるかと思う。

もし、来場される方で事前に連絡をとりたい方は、こちらまでお願いします⬇



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今のところ12日の午前中は地区の盆祭り準備作業のため、会場には行けません。

午後は無理して行けるかもしれません。






綾雛山まつり

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「綾雛山まつり」は一昨日から始まり3月4日まで開催中。

私が撮影で通っている「綾の手紬染織工房」でも工房オリジナルの雛山が飾られている。

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雛山の飾りつけの素材はほとんどが小石丸という品種のカイコの繭。

着物の撮影は今日で一段落したが、まだ終わってはいない。

綾町の商店では日向夏が山盛りになっていた。一袋500円の日向夏をおみやげに

買ってみた。宮崎に来て一番美味しい、そして宮崎らしい果物と感じているのが

日向夏である。マンゴーも美味しいけど、我家の家計からすれば超贅沢品である。

日向夏の食べ方もかんきつ類としてはちょと面白い。


推定時刻は午後3時過ぎ頃だろう。モンシロチョウ幼虫が蛹化した。

XA078290.jpg蛹化脱皮を終えてまだ時間が浅いので緑色をしているが、

いづれ回りに溶け込むような隠蔽色に変わるだろう。

撮影の様子はこちら↓

V2075727.jpgカメラはE-PL1、レンズはLEICAマクロ45ミリ。ストロボはFL-300R、2台をRC発光モードで

使用。三脚はジッツオとスリックの小型三脚。F11。シャッター速度1/100。


蛹化脱皮の最中、私は次男が参加する「三股町小学校・中学校合同音楽会」

の見学に出向いていた。場所は三股町文化会館。町では一番立派な建物だ。

小6の次男はピアノを習ってもいないのに、全校生徒合唱の伴奏という大役をいただいた。

うちにはピアノがあるが、嫁さんが趣味で弾いているだけ。

子供は最初のうちは遊び半分で弾いていたが、

いつのまにか大会に向けてのレッスンに励んでいた。

V2075734.jpg次男がピアノ伴奏した曲目は「ビリーブ」。

私自身、楽器を演奏したい気持ちは強いが、聴くだけでの人生で終わると思う。

次男には、このあと中学に進学してもピアノを続けて欲しいと願う。


明日は出張撮影が控えているので、その準備を行う。






昨日の午前中は家族総出で、林の手入れ作業をした。

農道に覆いかぶさるように茂っていたアカメガシワ2本を切り倒したが、運ぶには

けっこう重い。こういうときは高1の長男が役に立つ。

材運び.JPG昨夜は田上地区で恒例の「おねっこ祭り」が開催された。

IMG_7灯火前.JPG火入れ式は、来年度小学1年生になる子供たちで行う。今年は4名だった。

IMG_7687.JPG会場では豚汁、焼肉、そして焼酎が振舞われる。

IMG_7713.JPG40代前半のころ坐骨神経痛がひどくなり、それ以来、とりわけ冬場には痛むことが多い。

車の運転などは腰に一番いけない。長距離運転を避けているのはそういう理由から。

さて、寒い中を長時間、立ちっぱなしでいるのもかなり堪える。

今回の「おねっこ祭り」では飲食を一切せず撮影に専念して、

竹柱が倒れた時点で早々に切り上げてうちに戻った。

独りで夕食をとり、友人からもらった「出羽桜 雪漫々」大吟醸酒をチビチビやった。

初めて飲む日本酒だが、けっこういける。入手しにくい酒のようだが、

なんと都城市の馴染みとなった酒屋には置いてあった。




「おねっこ祭り」の準備作業に参加した。

作業をするのは「田上伝統芸能保存会」のメンバーである。

午前9時から開始して終わったのは正午過ぎだった。

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作業は竹や笹の刈り出しから始まり、組み立てまで総勢10名ほどで行う。

「おねっこ祭り」本番は来年の1月7日を予定している。

XA186433.jpgヒヨドリジョウゴの実。うちの庭にはジョウビタキが頻繁にやってくるが、この赤い実を

ついばんでいる様子は無い。




昨日の夜おそくまで雨が降っていたが、今朝は気持ちよい秋晴れ。

今日は梶山小学校の運動会だった。陽射しが厳しい。

梶山小運動会.jpg6年生にとっては小学生最後の運動会。

運動場の片隅では2匹のクロアナバチが巣穴を掘っていたが、

しだいに人の通行が多くなって、ついに中断して飛び去ってしまった。

明日は学校が休みになるので、なんの気兼ねもなく巣穴堀りができるだろう。

マメハンミョウ三兄弟.JPG一昨日、見つけたマメハンミョウたち。

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