| この芋虫はイラガ科のカギバイラガの幼虫である。画面左が頭の向きだが、頭部は体の下側に隠れていて普段は見ることが出来ない。体長は7ミリ前後。 一見、刺は無いように見えるが、よく観察すると剛毛のような短い刺があり、迂闊に触れると刺されるらしい。その痛さについては私も経験が無いので何とも言えない。 この芋虫は埼玉県、多福寺の雑木林で今朝見つけたものだが、落ち葉の上を歩いていた。おそらくこの後、繭を紡ぐものと思える。
『ベニシジミ、羽化する!』
先月、11月中のことだが、偶然にしてベニシジミの蛹を2個、見つけることができた。この時期に蛹を得たことから、「あれ?ベニシジミは蛹越冬?」という錯覚に陥ってしまったくらいだ。しかし、そんなことはない。ベニシジミは幼虫越冬である。では、私が見つけた蛹はどういうことだろうか? そうこうしているうちに、この2個の蛹は羽化してしまった。12月に羽化するベニシジミとは!?実は九州地方では12月まで成虫が発生しているようなのだが、ここ東京で12月羽化というのはかなり異常な例ではないだろうか? そういえば、本日はモンシロチョウが飛んでいた!!  | |