| ミノウスバの幼虫は、マサキ、ニシキギなどで育ち5月ころ蛹になる。 その蛹が羽化するのが晩秋のこのごろである。よく人家の庭先で大発生して、そうなると害虫とみなされ駆除されることもしばしば。 ミノウスバが属するマダラガ科は昼間活動するものがほとんどで、身近なところでは6、9月と2回現れるホタルガや、年一回初夏のころのシロシタホタルガがいる。そして南方系の美麗種で有名なサツマニシキは、紀伊半島南部、四国南部から九州、南西諸島広くに分布している。
写真の成虫は近所の「お化け山」でケヤキの葉っぱに静止していた。 まだ羽化して間もない、新鮮個体だ。
(OLYMPUS E-300 マクロ50ミリ+1.4×テレコン使用) | |