| もうすぐダンゴムシの親子の写真絵本ができる。
今回の仕事は5冊のシリーズもので、私はダンゴムシとアシナガバチを担当した。アシナガバチのほうはまだ編集作業が続いている。
2冊とも写真のみを私が撮影して、構成、文章などはライターや編集者の方にお任せしている。
本来なら文章や構成なども自分でやりたいところだが、今年は宮崎への移転もあって時間的にもゆとりが無いこと、そして内容的にも私が手掛けるよりか、作家の方に委ねるほうが良い本に仕上がるだろうと最初から思っていた。
ダンゴムシを撮影するにあたって、こちら宮崎の新居の敷地内ではとても生息数が少なく、ちょっと慌てた。東京の清瀬にいたころなら、ダンゴムシはいくらでもいたからだ。ダンゴムシ(オカダンゴムシ)は人里のなかで繁栄しており、人里から遠のき自然度が高くなるにつれ、少なくなる生き物だ。
本の内容や撮影の裏話などは、いづれ本が完成してからまた紹介したいと思う。
さて、今日は、40代最後になる私の誕生日だった。
じつは、この三股町に引っ越してからわかったことだが、三股町役場では過疎対策として、町外から新たに移転してきた世帯には報奨金を支出してくれる制度がある。これには条件がいくつもあって、例えば移転後の居住6ヶ月を経ないと資格を得ることができないとか、住居の面積が何平米以上とか、家族構成の条件とかをクリアしなければならない。自治会に入会していることも必須。
そして夫婦の年齢を合せて100歳以下であることも条件にあって、これもまあなんとかきわどいところでセーフ。嫁さんは大学の学科は一緒だったが、私が一浪しているので、一つ年齢が若い。
50歳という年齢は、人生においてかなり意味合いのある数字なのだろう。
これまで50代という年齢の自分を想像することができなかったが、もう目の前となってしまった。
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