| 今日は小学校の近くで、子供達の稲刈りが行なわれた。田植えはほぼ4ヶ月前の6月6日だった。
今回も天候に恵まれたが、私は午前中ギリギリまで仕事の撮影をしていて、田んぼに駆けつけたときにはすでに稲刈り作業は終わったところだった。
小学校に戻ってから、刈り取った稲を鉄棒や、プールのフェンスなどに掛けて干す作業をした。
こうして稲穂を日干しにする光景は、ずいぶん昔に新潟で撮影したことを思い出した。その新潟の山間部では、高さ数メートルもある稲はざに何段も積み上げて、稲はざ全体が大きな看板のように立ちはだかっていたものだ。この地方の稲はざは、トネリコやハンノキを利用している。稲はざに利用するハンノキやトネリコの木を「稲架木(はざぎ)」というが、今ではほとんど見かけなくなった。
(ちなみにこの稲はざの風景写真は、私の共著『里山大百科』(TBSブリタニカ)に掲載されています。ちょっと宣伝。)
(写真/E-300 14-54ミリズーム) | |