| 雨が小降りになったときに庭を歩いてみた。いろいろと撮影のアイデアを考えるにしても、外で何かをやりながらの方がうまくいくことが多い。
カエデの幹上で何かをしきりに舐めとっているヨツボシテントウダマシがいた(写真上)。 ヨツボシテントウダマシはどこにでもいる普通種だが、我が家の庭でも個体数がたいへん多い。普段は地面近くを徘徊していることが多く、ワラジムシなどと一緒に見つかる。
クロコノマチョウがアカメガシワの樹液に来ていた(写真中)。羽化したてのピカピカの夏型だ。撮影中に再び雨が降り始めた。
サクラの小木にとどまること、ついに2ヶ月を迎えたのが、トビモンオオエダシャクの幼虫。体長は97ミリに達した。この大型シャクトリムシは5月の連休に裏の桝安森林公園で見つけたもので、うちに連れ帰ってから2回脱皮した。 もう終令だからこの先脱皮することはないと思うが、本種の幼虫期間はきわめて長い。そして成虫になるのは、来年の早春である。 | |