| 先週の土曜日から1週間、うちに滞在していた鈴木知之さんと仲瀬葉子さんが、本日、東京に戻られた。
鈴木さんは最近、コガネムシ類に熱心に取り組んでおり、宮崎の私のうちに来てからもコガネム類の撮影や観察に余念が無いという感じだった。 それで、うちの敷地や周辺の林にサツマコフキコガネが多い事を教えてくれた。
お二人を宮崎空港まで送ったあと、三股町内のフィールドで、サツマコフキコガネが食事中のところに出会した(写真上)。食べている葉っぱはコウゾかと思う。
しばらく見ているうちに3匹いた他の個体が、面白い行動を見せてくれた。刺激を与えると、(例えば息を吹き掛けるなど)食事を中断して、前脚を大きく拡げ持ち上げるのである。こういう行動はカブトムシでも似た様な仕草を観察できるが、カブトムシの場合はもっと体を反り上げて。直立して前脚と中脚を同時に拡げる (写真下。
一見、弱々しいサツマコフキコガネが、威嚇行動をとるとは、意外な感じを強く受けた。 | |