| サクラコガネ、登場 2007/06/17(その2) | | 一週間程前から、コガネムシの姿がめっきり減ってきた。彼らは草木の種類を問わずあらゆる場所でもっとも目につく虫であったが、このところちらほら、としか見なくなった(写真上)。
それとは逆に、先週あたりから目につくようになったのが、サクラコガネである(写真中)。本種はしかし、そのほとんどがクリの梢に集中している。
しかも、サクラコガネは気が弱いのか、警戒心が強いのか、葉っぱを脚で繋ぎ止めて、自分の体を隠すようにして、クリの葉を暴食する(写真下)。 少しでも葉っぱに振動を与えると、彼らは動作をピタリと止めるか、あるいは 地面へと捨て身の落下行動をとる。
朝からときおり断続的に雨が降る。雨の止んだ合間には、日射しはないものの、けっこう明るく、雲のフィルターの効いた柔らかい光の下ではストロボを使う必要はない。接写倍率にもよるが、倍率0.5倍くらいまでは自然光でうまく撮影できる。
(E-300 50ミリマクロ) | |