| キアシナガバチの創設メス 2007/06/01(その1) | | 道一本隔てた隣の梅の木に、キアシナガバチの巣がある。 まだ女王一匹だけで、幼虫の世話をしている。
この女王は去年の夏に誕生(羽化)し、冬を越してこの春に巣造りを始めたのである。すでに8ヶ月以上生き抜いてきたわけで、翅をよく見れば擦れて傷んでいるのがわかる。
このあと娘たちが数多く羽化してくれば、巣はどんどん拡張していくだろう。しかし、今の巣場所は草刈り作業の際に人の目にでも止まれば、いづれは破壊されてしまう可能性が高い。
あるいは、アシナガバチ類最大の天敵、ヒメスズメバチの襲来も考えられる。ヒメスズメバチの女王が、うちの家壁を調べるかのように舞う姿をよく見かける。このことは逆に言えば、ヒメスズメバチを養えるだけの、数多くのアシナガバチ類が我が家の周辺に生息しているということだろう。
ただ残念ながら、うちの家壁で巣作りしているアシナガバチは今の所一匹しかいない。
(EOSキッスデジタルN 100ミリマクロ)
![新開 孝](sighn_ss.gif) | |