| 今日は、青梅市のある谷戸へ案内してもらった。案内役は森上信夫さん。森上さんは当「ある記」では何度も登場しているが、大学職員を務めながらも精力的に昆虫写真を撮っておられる。今年は、私と一緒にフィールド巡りするのも最後になるということで、何回かご一緒する機会があった。 本来、私は人と連れ立ってフィールドを歩くことを好まない。しかし、観察会の仕事をきっかけに、ときおり仕事関係の方々と個人的にフィールド巡りする機会が増えてはいる。
カキの木の梢で、森上さんが「これは何でしょうね?」といって見つけたのが、キノカワガの繭殻であった。そこからしばらく歩いて、今度は私がスギの樹皮上でキノカワガの成虫を見つけた(写真)。
「ここでコマダラウスバカゲロウの幼虫でも見つかると面白いね」などと言いながらその幼虫を探してみたが、繭殻すら見つからなかった。
(EOS-5D EFマクロ100ミリ)
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