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ミナミカマバエ(12月)
Ochtera cirucularis (Dec)
東村山市の秋津町のアパートに住んでいたころ、歩いて2分のところに小川が流れていた。電車の線路が敷かれた土手の脇に湧き水があってそこが水源だった。毎年2月頃にはヒキガエルの卵がよく見られたり、この小川を飛び越えると狭いながら草原がありクヌギ林が奥には続いていて、夏には樹液に多数のカブトムシが来ていた。この小川にはそして、珍妙なハエも生息していた。体長わずか3.5ミリ!それが群れて水辺を闊歩しているのだ。しかも肉食。写真を見ていただければなるほど、と思わせる面構えをしている。