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オオフタオビドロバチ(7月)
Anterhynchium flavomarginatum micado (Jul)
古い竹の継ぎ竿式捕虫網を持っていた。中学生のとき志賀昆虫社から通販で購入したものだ。想い出深い品だが所詮は道具。新しいアルミ製伸縮竿にしてからは、押し入れの片隅に眠っていた。引っ越しを機会に竹竿を有効利用することにした。いわゆる『家蜂』勧誘の巣にしようという企て。どんなハチが来るだろうか?竿を節を残して切断し、雨が当たらないようベランダに設置してみた。すると夏になってやって来たのが写真のハチである。ところが意外にもこのハチの出入りとほとんど同時に、もっと大柄のスズバチがベランダに無造作に立て掛けてあった合板に泥巣を作り始めた。引っ越して数カ月のマンションだが、家蜂については来年も期待できそうである(平成15年現在)。