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オオカマキリ(10月)
Tenodera sinensis (Oct)
町田市小野路の谷津田にはずいぶん通ったものだ。ここの稲作も年を追うごとに縮小されていき、次々と田んぼが休耕田と化していった。それに伴い昆虫の顔ぶれもいくぶん変わっていった。大田区に住んでいたころはここがメインフィールドであったが、今の清瀬市に移ってからはさすがに通うのがしんどくなっていた。しかも昔の面影が崩れていくのも寂しいものがあり、しだいに行く回数が減ってしまった。写真はその最後の方の年に撮影したものだ。とても元気なオオカマキリのメスに出会ったのが印象的だったし、まだまだここでもいろいろ面白い撮影ができそうであった。しかし、今となっては狭山丘陵方面に通う方が時間的な余裕も多く有利なことは間違いない。