| 徘徊性ウスバカゲロ幼虫、繭を紡ぐ 2006/05/13 | | 4/14にアップした徘徊性ウスバカゲロウ幼虫の一種が、一昨日になって繭を紡いでいた。 繭は土粒を糸で絡めた、直径11ミリのほぼ球状の形をしている。
飼育当初は、キバネツノトンボのように枯れ草などを利用して営繭(えいけん)するものと考え、そういった枯れ草屑などもしこたま用意していたのだが、それは材料として選ばれなかった。 結局、出来上がった繭は、すり鉢状の罠をこしらえるウスバカゲロウ類のものとまったく同じ形状であった。
さて、この繭から成虫が無事羽化すれば、謎だった徘徊性ウスバカゲロウ幼虫の種名も同定できるはずだ。
(E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン)
『訂正のお知らせ』
昨日の「街路灯の支柱で蛹化したアカシジミの蛹」ですが、アカシジミは誤りで、正しくは「ウラナミアカシジミの蛹」でした。ここに訂正します。 ウラナミアカシジミとアカシジミの蛹は互いによく似ていますが、ウラナミアカシジミは体が細長いのに対して、アカシジミではだるま型に近いので、よく見比べれば区別は難しくありません。 | |