| 近所の雑木林では、さまざまな木々の芽吹きが始まっている。 そのなかでもようやく冬芽が膨らみ始めているのが、コナラだ。樹によって、生えている場所によって、その膨らみかげんにはかなりの差がある。
その膨らみかけたコナラの芽を、大事に抱えるようにしていたのが、エビグモ類の一種であった(写真上)。 林床ではそろそろカタクリの蕾みも姿を現し始めた(写真中、下)。 毎年、カタクリの花の出始めは少しだけ気にかけてきたが、この頃になると巡回パトロールの方々の姿も毎日、見かけるようになる。
(写真上/OLYMPUS E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン) (写真中/OLYMPUS E-330 魚眼8ミリ) (写真下は、写真中をOLYMPUS Studioで補正したもの。魚眼8ミリで撮影した画像の湾曲を直線へと補正する場合、レンズの繰り出し量が一番多くなる近接撮影時の画像ではフォーカスが甘くなる周辺部が流れたようになるが、それよりひいた画角の絵柄ではそういう現象はほとんど目立たない。)
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