| 見落としていた!越冬幼虫たち 2006/01/24 | | 先日1/21にアップしたゴマダラチョウ越冬幼虫の場所を再び覗いてみた。今日は午後の便で松山から東京に戻るので、今一度、幼虫たちの様子を見ておこうと思ったのである。
すると、先日の観察では見落としていた幼虫が次々と見つかり、自分の観察眼も鈍ったなあ、と軽いショックすら受けたのであった。
まず、エノキと並んで建っている二つの石碑には、あらたに5匹もの幼虫が見つかった(写真中、下)。さらに石碑脇のムクノキの幹上にも1匹(写真下)。 つまり整理すると、まずエノキの樹上越冬組は確認できた範囲で10匹。 そして石碑上越冬組は7匹、ムクノキ幹上越冬は1匹、という具合である。
もちろん地面に積もった落ち葉も調べてみた。するとここでも多数の越冬幼虫が見つかっている。狭い範囲の数本のエノキだが、昨年の9月から10月にかけてゴマダラチョウの母蝶たちががかなりの数、産卵したようである。 ゴマダラチョウ幼虫は、通常なら地面の落ち葉下を越冬場所に選ぶはずだが、中にはこのように陽射しに晒された地面から離れた高所を選んだものもいたのである。
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