| 紆余曲折を経て、「虫の目レンズカメラ」もこれでいいと思うところに落ち着いた。 OLYMPUSのズームレンズ17.5-45ミリを改造したものに、CCTVレンズを組み合わせたものだ。 非常に軽量であり、扱い易いのが良い。ファインダーも明るい。 私の場合、「虫の目レンズ」専属のカメラというものを決めておかないと他の仕事がやりづらいので、以前に一度は組んだNikon D200のシステムはあっさりと諦めることにした。拡大系として私が使った28ミリのリバース方式は、20ミリを使用した場合より、明らかに画質が落ちることを人から教わったからでもある。 結局、ズームレンズ17.5-45ミリの改造高倍率マクロレンズも、こうして「虫の目レンズ」専用のパーツとしてのみ使用することに決めたわけである。やはりこの高倍率マクロレンズは、どうやってもワーキングディスタンスの短さをカバーする手段が手軽にはできないので、私としては実用レンズとして評価できなかった。
機材の話もそれなりにまとめて書き出すと長くなる。そういう話で終始するのもいいだろうが、じつは本日はいろいろ打ち合わせや室内作業などにより、フィールドに出る時間が全くなかったのが本当のところである。 | |