| 明日は我が身(コアシナガバチ) 2005/06/21(その2) | | コアシナガバチが芋虫を捕まえて、さっそく肉団子を造り始めた(写真上)。それっとカメラを準備する間に、芋虫はもう原型を留めないまでに加工されてしまった。実に手早い作業だ。この肉団子は自分の巣で待っている子供(幼虫)に給餌するためのもの。これを親心と言えるかどうかは知らないが、こうして獲物を加工するのがアシナガバチ類の変わらぬ習性だ。 ところで、この肉団子造りを撮影してから2時間後のこと。ベランダに出てみるといきなりムシヒキアブが目の前に着地した。なんと獲物にコアシナガバチを抱えている(写真下)。
補足:上の写真は女王バチです。ですからお母さんです。しかし巣が大きくなると働きバチ、つまり娘たちがお母さんの子供の世話をするようになります。その場合は妹を養うことになります。 下の写真の犠牲者は働きバチです。すぐそばに巣もありますが、もう働きバチが数匹働いています。
(EOS-1Dマーク2 100ミリマクロ使用、写真上)
(OLYMPUS E-300 マクロ50ミリ テレコン使用、写真下) | |