| 一昨日アップしたトビイロケアリたちは、蜜でお腹がぱんぱんに膨らんでいたが、その様子がわかる写真を今日、撮影してみた(写真上)。 アリのお腹の節間が伸びきって、そこが白っぽく縞模様に見える。 別のサザンカの花では、ユスリカの一種が休んでいた(写真下)。 前にも書いたがユスリカやハエ、アブといったディプテラの仲間はすこぶる寒さに強い。強いという表現は正しくないかもしれないが、人の寒暖感覚からすればそう見えてしまう。
さて、本日の写真はいずれも、キャノンのカメラと接写レンズMP-E65を使用している。 撮影倍率は3倍近くとなっており、こうした2倍以上の接写撮影にはこのレンズが欠かせない。描写力もたいへんすぐれている。 野外で手持ち撮影できる限界は私では3倍あたりでそれも条件はかなり制約を受けるが、 それでも5倍までの拡大接写ができるMP-E65はほんとうに重宝する。 ところが一方、先日から使い始めたオリンパスのE-1では、 こういった高倍率マクロレンズがないため、現状では等倍から2倍までが限界である。 もちろんマウント変換リングを使って旧ズイコーマクロレンズを組み合わせれば高倍率接写ができるが、 自動絞りが効かない点ではまったく実用的でない。 本来、接写システムでは他社の追随を許さなかったオリンパスが、 デジタル一眼カメラのシステムを立ち上げてから、 いっこうに高倍率マクロレンズを出してくれないのである。 これにはいささか不満を通り越して疑問すら湧く。 何故ですか???? そう言えばニコンもこの手のマクロレンズを造らない。 オリンパスもニコンも商売にならないからか? いづれも技術力はあるはずだが。 しかし、私はすでにE-1の購入を決めているし、末永くこのシステムを使っていくつもりでいる。 なんとかできる限り早くオリンパスから高倍率マクロレンズが発売になることを願ってやまない。
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