| 今日は梶山小学校の学外教育という催しで、昆虫観察会を行なった。参加者数は父兄の方も入れて50名以上。
朝方まで断続的に雨が降っており一旦は延期かと思ったが、しだいに回復するようでもあり決行することにした。午前10時、三股町内の上米公園に集合。少し風が出てき始め、どんよりとした雲が空一面に広がり気温が上がらない。 観察会の気象条件としては良くなかったが、参加してくれた子供たちは元気に虫探しをしていた。虫はそこそこしか見つからなかったが、サワガニが多く子供たちの虫かごに次々に詰め込まれていた。やはりサワガニくらいの大きさもあって、しかも動き回る生き物は捕まえたくなるものだ。 サワガニの収穫に満足する子もいれば、「エノキがあればゴマダラチョウ幼虫が見つかるのになあ〜」、などとチョウに詳しい女の子もいる。
今回の観察会で見つかった主な昆虫たちは、 キチョウ、スジグロシロチョウ、ヤマトシジミ、ジャコウアゲハ蛹、イシガケチョウ、キマダラセセリ、クロセセリ幼虫、オオカマキリ幼虫、オンブバッタ幼虫、タンボコオロギ、キオビゴマダラエダシャク幼虫、オオゴキブリ、モリチャバネゴキブリ、シロコブゾウムシ、アトボシアオゴミムシ、ホシハラビロヘリカメムシ、モノサシトンボ、ハラビロトンボ、ウスバキトンボ、ヤマトシリアゲ、ホオアカオサゾウムシ、セマダラコガネ、マメコガネ、ドウガネブイブイ、ツチイナゴなどなど。
そして観察会コース最終地点のサクラ園で、ヤツメカミキリ(写真)が見つかった。子供たちの体力、気力の持続を考えると観察会の時間は1時間〜1時間半がちょうどいい。ほんとうは日射しがあれば良かったのだが、また来年にも期待したい。 ぼくの子供が梶山小学校を卒業するのは3年後だが、それ以降でもこういった行事には積極的に参加したいと思う。
(写真/E-520 35ミリマクロ+1.4倍テレコン)
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