| ベランダ外壁のピラカンサで、春から営巣しているコアシナガバチ。 ずいぶん大所帯となった(写真上)。 ときおり働きバチが肉団子を持ち帰っては、巣内の幼虫に給餌している。
ハチの様子をしばらく窺っていると、 小さなハエがふわりと飛び立った。 アシナガバチの巣から少し離れた空中に、ぴたりと静止する!(写真中、矢印先)
ハエの視線はあきらかに巣へと向けられ、と同時にコアシナガバチたちの数頭もサッと視線を返す。
ヤドリバエの一種と思われるこのハエは、この後いったいどこに産卵するのであろうか? 多数の働きバチが取り囲む、まさに警護厳しい要塞かのような巣に対して、 いかなる策を用意しているというのか?
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