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あられ、は珍味か!? 2004/07/25
エゴノキの根元でよく見かける光景(写真上)。
気にはなっていたが今だに正体不明である。

白っぽい粒つぶは近づいてよく見ると、ほら、
よくお茶漬けに入っている「あられ」を思わせる(写真中)。

このあられ粒の出所を調べてみると、エゴノキの根の部分に小さな穴があった(写真下、矢印先)。

おそらくは蛾か何か、とにかく昆虫の幼虫がエゴノキの木の中に潜り込んでいるのは間違いないだろう。
穴近くのあられは糸で綴ってあった。
まあお茶漬けに振りかけて珍味かどうかは知らないが、
これは少なくとも虫のうんちであろうと思う。
新開 孝

セミとカマキリ 2004/07/24
林の縁で見つけたオオカマキリ幼虫はすでに終令であった(写真上)。
やがて迎える脱皮はすなわち羽化となって成虫カマキリになる。
このオオカマキリだけでなく、
今年の昆虫カレンダー全般の進行は例年より駆け足気味である。
 
昨日と同じ時刻に林を歩いたのだが今日もヒグラシ幼虫に出会った(写真中)。
林内の歩道柵ロープを歩いているが、このロープにはすでに羽化殻が多数付いている。
地上に出た幼虫は一旦歩道柵に取り付くと、それ以上の高所へは移動できなくなる。
したがってロープ柵はセミの羽化観察にうってつけの場所とも言える。
そうこうするうちに遊歩道の地面からアブラゼミ幼虫が這い出してきた(写真下)。
この幼虫を撮影している最中にすぐ近くの穴からも幼虫の顔が見えているのに気付いた。

オオカマキリはやがて成虫となると、セミたちにとっては天敵という立場になる。
両者は今はまだ静かに成長過程にあるわけだが、
喰う喰われるという自然界の営みにそれぞれが身を投じていくわけだ。
もっともこれまで無事に成長してきただけでも極めて幸運な連中と言える。
新開 孝

ヒグラシの羽化 2004/07/23(その2)
ヒグラシ幼虫はヤマグワの葉裏に
落ち着くと午後6時半ころ
羽化を始めた。

羽化脱皮する直前まで歩くというのは
何だか相当際どい芸当にも思える。
というのも脱皮中の脱いでいく皮は
がっしりと足場を構えて固着してなければならない。
足場ごと地上に落下でもしたらまず命が無い。

ともあれこのヒグラシは無事に羽化できた。

新開 孝

ツクツクボウシとヒグラシ 2004/07/23(その1)
午後4時半。
ヤマザクラの根際でツクツクボウシの
抜け殻を見る(写真上)。
ツクツクの鳴き声は
「トッポジージョ!トッポジージョ!」
と私には聞こえて頼もしい。
もっともトッポジージョなるキャラクターを知る世代も今や少数派だろうが、、、。
そこから林を一巡してまもなく
ヒグラシ幼虫が這っているのに出会した(写真中、下)。
羽化場所を求めて枝を登っていく最中だ。

中里の林内にはセミの羽化殻が急に増えてきた。
新開 孝

アオメアブとショウリョウバッタ 2004/07/22
今日は記録的な猛暑が少し和らいだ。
夕刻に吹く風は涼し気で
午後5時を過ぎた頃から窓を
開けて打ち水をする。
といってもベランダであるが。
さて中里の草地ではショウリョウバッタの大きなメスも見られるようになった(写真上)。
体長は7センチを超えるが、草むらに
じっと佇んでいると姿を見失ってしまう。顔を正面からアップで見てみたが
やはり見事に草化けしている(写真中)。
重量級のメスは翅をはばたいて飛ぶこともできるが「キチキチバッタ」と呼ばれるオスほど飛翔距離は長くない。
したがって子供でも素手で捕まえることができる。
ここの草地にはアオメアブもいる(写真下)。ムシヒキアブの仲間だ。
青目というより緑目に近いが、
これもストロボの光りを当てて撮影すると、赤目アブになってしまう。
そこでカメラの感度をASA400に上げて自然光で撮影してみた。
がっしりとした脚でもわかるように
このお方、肉食昆虫である。
獲物を空中で捕らえて吸血するのである。
妖しい金属光沢の複眼は、自然光下でも微妙に赤く染まる部分があり、その光学的仕組みにはけっこう興味をそそられる。
新開 孝

別府市、神楽女湖(7/19) 2004/07/21
別府市の標高約500メートルの山中にある「神楽女湖(かぐらめこ)」は大分滞在最終日に訪れてみた(写真中、7/19)。
7/17に下見した段階でとにかくギンヤンマの姿が多く、
これはじっくり時間をかけて撮影してみたいと思っていた。
ギンヤンマの飛翔シーンは
数年前にビデオで撮影した経験はあるが、スチールは初挑戦である。
ここの池には他にもトンボや水生昆虫が多く、マツモムシが星の数ほど浮遊していたり、コオイムシ幼虫がいくらでも泳いでいた。
(写真下/ハネビロトンボ)



またカイツブリが二番いて片方は営巣中、もう一方はヒナを引き連れてしきりに給餌していた。
神楽女湖は菖蒲園が見どころとなっていて花の時期には数多くの観光客で賑わうようだ。
しかしその花も終わってしまった今、休日でもここを訪れる人は少ない。
カイツブリやホトトギスなどの鳴き声をのんびりと聞きながら
池の中央に張り出したデッキでごろんと昼寝でもすれば、涼しい風も心地良く仕事のことなどもすっかり忘れることしばしであった。
新開 孝

宇佐市、宇佐神宮の森(7/18) 2004/07/21
大分県北端部の宇佐市にある宇佐神宮の森を訪れてみた。
参道沿いの細い水路にはオオアメンボが多数泳いでおり、森内の地面近くにはこれまた無数のハグロトンボが群れている。
流れの巾は20センチ程度だから水路というより溝と言うべきか。
オオアメンボをアップで撮影するのもこの狭い溝巾のおかげで実に簡単。
普段は朽ち木内で生活するオオゴキブリが
地面を歩いていた(写真上)。
体長は4センチを超える。
私も屋内のクロゴキブリなどは触る気がしないが、このオオゴキブリは甲虫のような体つきなので無造作に手掴かみしても平気だ。
こうして参道巡りしながら昆虫観察も楽しめるのは気分がいい。
そのうちウコンエダシャクの♀が目に入った(写真中)。ウコンエダシャクの♂では前翅に透けた窓があり以前から是非見てみたいエダシャクガであったが、今回は♀だから窓はない。
それでも鮮やかなウコン色が薄暗い森の中で一層映えて感動した。
神宮内には大きな池もあった。
場所によっては蓮の花が群れ咲いている。
しかし何と言ってもヒシやヒツジグサなどが水面を覆い、昆虫の姿が多い。
ギンヤンマは多数がビュンビュン飛び交い、
ベニイトトンボ(写真下)は手で掴めそうなくらいたくさん佇んでいる。
池はけっこう広い。
ふと対岸を見るとアオサギがじっとこちらを見ている(そう感じた)。

新開 孝

大分郡庄内町、黒岳登山口(その2) 2004/07/20
再び7月17日。
驚愕のポケモン芋虫に引き続き
思わず唸ってしまったのが
このマエグロツヅリガ(写真上/落ち葉と並ぶ、写真中/同アップ)。
三角形の体型はまるでジェット戦闘機のステルス機。
しかしそれよりも翅の縁がめくれたようになっていて、紋様や色だけでなく立体的に枯れ葉を真似ているところが凄い!
写真中の画面では上が頭で、触角は翅の上にぴったり寝かせている。

で、このマエグロツヅリガを撮影し終えて歩き出したところ、すぐさま見つけたのが
フタスジツヅリガ(写真下、左が頭)。
こちらもよく似ていて枯れ葉そっくり!
マエグロツヅリガは全国的に分布しているものの、数はあまり多くないようだ。




『業務日誌/大分撮影巡りを終えて』

今年は5月につづいて2回目の大分巡り。今月15日に東京を発って、19日の夜帰京した。
短か過ぎる滞在ではあったが、大分の豊潤な自然、里山環境に触れることができ、まさに後ろ髪を引かれる思いで現地を後にした。
昨夜は大分から羽田空港に到着後、高速バスで東所沢駅まで帰ったのだが、
なんと練馬料金所の上りは大渋滞。
私を乗せたバスは下りで問題なかったが
大分のゆったりした生活、交通事情を思えば、都会に住む我々は休日のたびになんと馬鹿げたことを繰り返していることだろう。

さて、今日は大分での昆虫ある記を4回アップしているので遡って見てください。
新開 孝

大分郡庄内町、黒岳登山口(その1) 2004/07/20
7月17日、ブナ帯の山地まで行ってみた。
日本名水「男池」の森であり標高1587メートルの「黒岳」登山口になる(写真上、なんじゃこりゃ!の木に驚く)。
森の入り口ではオオムラサキ♂2頭が飛び交っていた。
さすがに森のなかは涼しい。
風がとくに心地良い。

さてアワブキの葉裏で見つけたのが、この芋虫(写真中、下)。
これも「なんじゃ!こりゃ!」と嬉しくなる。
ウストビイラガというイラガ科の幼虫だが、ポケモンの無茶苦茶な怪物キャラクターに出ていそうだ。
体色はこの2種類が同じ木で見つかった。体長は1センチ程度。
触れるとやはりどこかで刺されるのだろうか?
試す勇気はなかった。
新開 孝

ヒラタクワガタ(大分その2) 2004/07/20
山香町、クヌギ樹液では
シロスジカミキリの羽脱穴も
いくつかあってその一つに
何やら潜んでいることに気付いた(写真上、矢印先)。

よく見るとヒラタクワガタの♂だ。
こやつは本来、夜活動しているのであるが、カナブンたちの騒ぎを横目で眺めているうちに食欲をそそられてしまったのだろうか。
ゆっくりと穴ぐらから姿を現わし始めた(写真中、下)。

体半分を乗り出して樹液を舐め始めたが私の気配に驚いたようで、すぐに引っ込んでしまった。
ヒラタクワガタはいかにも強そうな風体だが、案外と用心深い。




樹液レストランの撮影は今回の大分巡りでは大きなねらいの一つであった。
15日昼過ぎに大分空港へ着きレンタカーを運転して国東半島を走ってみた。
いい感じのクヌギ林はいくらでもある。
関東地方と違ってこちらのクヌギはどれも細い。
しかも林の手入れが行き届き風通しが良く、遠くから眺めるだけでも心地よい景色となっている。
しかしなかなかいい樹液には行き当たらなかった。
そうこうするうちに空は一転、灰色に染まり始めついには激しい夕立ちとなってしまった。
このままでは時間切れだな、明日は大分市で探してみるか、そうあきらめかけて最後に立ち寄った場所でようやく見つけた樹液クヌギであった。
新開 孝

国東半島、山香町(大分その1) 2004/07/20
7月16日、前の日に大分県山香町(写真上)で
見つけておいたクヌギの樹液レストランを訪れた。
30度を超す夏空の下、様々な昆虫が樹液を求めてやって来る。

なかでもやはりオオムラサキ♂の登場は嬉しい(写真中)。
レストラン劇場ではもっとも大柄で
なおかつ紫色の紋様が鮮烈だ。
オオムラサキが派手な役者ならカナブンたちは脇役かもしれないが彼らの小競り合いは笑いのとれるショータイム。
しかも数が多いのでオオスズメバチもカナブン全部を蹴散らすことができない(写真下)。



夏の里山ではクヌギやコナラの樹液にやって来る昆虫が面白い。

山香町のこの樹液はシロスジカミキリの産卵痕から滲み出ているもので、カナブンは30匹以上が来ており遠目からでもすぐわかった。
スズメバチ類も次々と飛来しており
これは私の期待通りの撮影ができそうだと思った。
樹液レストランがいろいろな昆虫でにぎわう様子はそれこそ2、30年前ころであれば、あちこちで見かけたものだがこのところめっきり減ってしまった。
新開 孝

バッタ3種 2004/07/14
中里の林の縁にはわずかな草地があって、バッタ類が見られる。
ほんとに狭い範囲だが
まず目につくのが大きなショウリョウバッタだ。
オスの成虫も現れ始めたが(写真上)、まだ羽化手前の幼虫の姿が多い。

小さいところではオンブバッタ。
こちらはまだ幼虫しか見つからない(写真中)。したがっておんぶする姿も見かけないというわけだ。

中型のバッタではクルマバッタモドキのオスがよく跳ねる(写真下)。
こちらも幼虫の方がまだ多いようだ。






『新開孝からのお知らせ/大分の里山ふたたび』

熊本から大分へと撮影旅行をしたのはつい2ヶ月前の5月のことでしたが、
明日から大分にふたたび出掛けます。
5月の「ある記」でも書きましたが大分の里山には随分、感激したのです。
そこで今回は夏本番の大分を訪れることにしました。
こういった遠征中は現地からのアップはしないことに決めておりますが、また帰京しだいその間のダイジェスト版をお届けします。
それとですね、熊本での撮影記がまだアップできず「日本列島探虫記」更新がずいぶんと遅れております。たいへん申し訳ありません。
新開 孝

キョウチクトウアブラムシ 2004/07/13
街路樹としてよく植えられる
キョウチクトウ。
この木は萌芽力も旺盛で新梢が次々と伸びてくる。
その若い茎や葉の裏には
キョウチクトウアブラムシの
コロニーがよく見られる(写真上)。
あまりにも密度が高いので
アブラムシたちはお尻を45度から90度近くまで高々と上げる格好をとる。
ぎゅうぎゅう詰めの満員電車のようだ。
ただし彼らは新聞を読むでもなく皆食事中なのである。
こうして逆さの格好で口吻を植物組織内に深く射し込み汁を吸っている。
コロニーの中には有翅虫も見られる(写真中)。
新天地を求めて旅立つ日も近いのかもしれない。
キョウチクトウアブラムシは他にガガイモにもつく。アブラムシの天敵もいろいろ集まって来ており、クサカゲロウ類の卵もたくさん産みつけられている。細い糸の先についた卵は「優曇華(の花)」とも呼ばれる。
さっそくその幼虫を探してみたらコロニーの中に姿を潜めている1令幼虫が見つかった。
幼虫はアブラムシたちの脱皮殻を体に乗せており隠蔽工作をしている(写真下、頭は左向き)。
頭で抜け殻を掬い上げ、お尻を持ち上げる格好をして背中にヒョイと器用に乗せるのだ。
他にテントウムシ類も多数やって来るが、何も天敵ばかりが集まるというのでもない。
その中でよく目にするのがアシナガバチたちだ。
彼女らの飛来目的はアブラムシが排泄した甘露であり、その汁の染みが葉っぱなどの表面にびっしりついているのである。
アシナガバチはこれを丹念に嘗めとっていく。
それに対して、どういうわけか甘露欲しさに集まるアリ達の姿が皆無であった。
新開 孝

クワカミキリ 2004/07/12
ヤマグワの枝を齧る
クワカミキリがいた。
一ケ所に3匹集まっている。
(写真上)
高い場所なので足下に転がっていたクヌギの丸太を足場にして撮影した。
もっと近寄ろうと手前の枝に手を触れた途端、3匹とも一斉に地上へ落下してしまった。

しかしさらに1匹が見つかった。(写真中)
さきより少しは近づけたが
こちらも間もなくして飛び去ってしまった。

クワカミキリがいた枝を見ると表面が削りとられたようになっている(写真下、矢印先)。
クワカミキリは体長4センチ前後で白黒まだらの長い触角を含めるとけっこう大きく感じる。
今までにもこうして数匹が一ケ所で見つかることが多かったが、
何かフェロモンでも関与しているのであろうか?




『業務日誌/害虫退治の快感とは』

今日この書き込みをしている最中にマンションの外から子供達のにぎやかな声が聞こえてきた。
近所の小学生3人組だ。
日頃から魚掬いやトカゲ捕りなど元気な姿を目にする子達である。
しかしどうも悪い予感がするので覗いてみればマンション外壁にあったコアシナガバチの巣がドライアイス攻撃!ほうき叩き攻撃、と手荒に破壊されているではないか。
けっこうスリルを楽しんでもいる様子で、さあ次ぎの巣はどこだあ!と威勢がいい。
まあこうしてアシナガバチ相手に遊べるのは実に健康的でいいとは思う。
がしかし次なる巣を物色し始めたところで私は待ったをかけた。
彼らが目指す巣は私がずっと春から観察している巣である。
壊されると少なくとも私は困る。ここの巣は壊さないよう理由を話した。
そこでさらに彼らと話してみると
毎晩、家のなかで殺しているゴキブリと同じ感覚でアシナガバチも捉えているようだ。
昆虫のなかでも害虫というレッテルを貼られると、こうして闇雲に退治するという習慣が家庭環境のなかで自然に定着するのであり、
むしろそういう家庭の方が日本社会では一般的な姿なのであろう。
今さらそんなこと当たり前であろうが、そう思われる方も多いだろうが、、、。
もっともかく言う私も幼少のころとんでもない退治ごっこにはまった経験がある。
それは一晩だけで終息したのであるが、近所のガキ大将に引きつられてヤモリ退治をして回ったのである。
長い竹竿をかつぎ夜の家壁に貼付くヤモリを叩き潰すのであるからなんとも野蛮な遊びであったことか。
このヤモリ退治に出かける前にはガキ大将やその取り巻き連中の前説があり、すっかりそこで洗脳され興奮が高められる。
曰く「空中をどこからともなく飛んで来て人の顔に貼りつく!」
「ヤモリは吸血鬼でたちまち血を吸われる」
このような無茶苦茶な語りが、いかにもリアルでそして恐ろしく頭に刻み込まれ、
「今夜は!ヤモリ退治や!
みんなこいよお!」の一言で完全にその気になってしまった私であった。
とにかくヤモリの名前すら知らなかったころであり、凄い怪物のような生き物の姿で頭の中はいっぱいになってしまった。
ところがいざ現場に出向いてみると、前説で聞いていたヤモリの恐ろし気な姿は何処にもなく、
あれえトカゲにそっくりやんけ!?これのどこが恐いんやろ?
そういう疑問が少しは湧いたけれど、ガキ大将は日頃から尊敬する存在であるからして、その矛盾する現実に頭が混乱して、なんとも複雑な気分になったものである。
この無知なるヤモリ退治には後味の悪いものもあったが、なんといっても幻想的な前説の語りが強く印象的であったことを今でも覚えている。
あの頃のガキ大将は今頃、なにやってんだろうなあ。
まさか何とか教の怪しい教祖なんかにはなってないだろうなあ。新開 孝
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