| バックナンバー5/1の緑色に輝く幼虫は本日、脱皮した。
ここに至って幼虫の種名は「キバラモクメキリガ」と判明した! 幸いにも幼虫は脱皮終了後も2日前と同じ場所に留まってくれたおかげで、 名前調べができた。
5/1の段階でこの幼虫は脱皮が近いことがわかっていた。したがって終令幼虫ではないと知れると、その種名探索は脱皮を待つしかなかったのである。
国内だけでも数千種いるとされるガだけに、その幼虫の正体を成虫と照合するのはたいへんな作業である。 しかも身近な環境にいる普通種でも今回のように若い幼虫となるとなおさら種名探索は困難を極める。
キバラモクメキリガ幼虫の劇的な変身には本当に驚いた。 いくら図鑑を調べても名前のわからない幼虫には、こうしたトリックみたいな事情があることを疑ってみる必要がある。
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