| マンション裏の草地とは 2004/04/15(その2) | | これまで玄関出て20秒のフィールドと書き込んで来た、その撮影現場となっている草地を紹介しておこう(写真)。 おそらくこの時期の風景が一番わかり易い絵柄であろうと思う。
写真には物置き小屋が並んでいるがこれはガス工事屋が借り受けているもので、主に資材置き場となっている。その余った空地にアブラナやタンポポ、ギシギシ、カラスムギ、オオイヌノフグリなど様々な草植物が生えているだけのことだ。そして画面左寄りにうっすらとけもの道のように地面が剥き出しになっているところが画面奥の駐車場へと続く小道なのである。 画面左端の川が空掘川。
画面中央右寄り近くのアブラナ群落がコアシナガバチたちの営巣場所である。 ここの草地は侮るなかれ、これでもけっこうな昆虫世界があり、私とてまだまだこれから解読しようというところなのである。
毎日、眺める、飽きずに覗き込む、その繰り返しこそが昆虫ワンダーランドへの近道なのである。
くどいようだが、繰り返して申し上げるが、 素晴らしいフィールドがどうこうということより、 どういう感性、いかなる視点、などをどれだけ根気良く注ぎ込むことができるかどうか、 実はそこが肝心なのである。
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