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さつま芋トラップ 2008/05/19(その2)
 先日、夕食の天ぷらにしようと土中に保存してあったさつま芋を掘り出してみた。ところがさつま芋は全部腐っており、手で掴むとグズグズに崩れてしまうほど。発酵臭もかなりのもので、できそこないの焼酎みたいだ。
 しかしこれは昆虫トラップとして活用できるので、昨日から林の縁の朽ち木台に置いてみた。

 さっそくやって来たのはサトキマダラヒカゲとクロヒカゲ。クロヒカゲは体の大きいサトキマダラヒカゲに追い出されてしまうことが多い。しかし、今朝はコムラサキとゴマダラチョウが来ており(写真上)、サトキマダラヒカゲが追い出される番となった。

 コムラサキ(写真中、下)がうちの林に姿を見せたのは今日が初めて。樹液レストランがもっと賑わってくるころ、このコムラサキはまた再びやって来るだろうか。ゴマダラチョウ、スミナガシ、そしてカブトムシ、ノコギリクワガタ、スズメバチなどといろんな顔ぶれが勢揃いして『樹液亭』が盛り上がって欲しい!

(写真上、中/E-3  シグマ105ミリマクロ)
(写真下/EOSキッスデジタルN 超深度広角レンズ使用)
新開 孝

スミナガシ春型 2008/05/19(その1)
 居間の窓からよく見えるクヌギの『樹液亭』は、ここ数日、閉店してしまったように静かだった。ときおりクロヒカゲがふらりと立ち寄っていくが、どこかの樹液酒場から追い出されたのだろう。しばらくウロウロしたあとで去っていく。

 ところが今朝の『樹液亭』では、スミナガシがおいしそうに食事をしていた。スミナガシの飛来は今シーズンに入って初めて(写真上)。
 昨日のこと立ち寄ってくれたW君には、「もうすぐしたらスミナガシも来るはずだよ。」と話したばかりだ。W君は小学6年生。とくにチョウが好きなようだ。お母さんと一緒にうちの近所までゴマダラチョウを採集しに来たそうだが、スミナガシをぜひ採集してみたいと目を輝せていた。

 (写真/EOSキッスデジタルN  超深度広角レンズ使用)


 久々に「超深度広角レンズ」を使ってみた。『虫の眼レンズ』とも呼ばれるが、まあ呼び方などはどうでも良い。どういう場面でこのレンズを活用するか、そこが大事なポイントとなる。
 あいにく曇り空の下とあって、背景が暗くなってしまうのが残念。ヤグルマギクで吸蜜していたモンシロチョウのメスはここ2、3日の間に羽化した新鮮な個体(写真中)。お尻の角度から見た姿がちょっと面白いと思ったが、その見た目通りの印象を誇張して再現できるのが「超深度広角レンズ」の特徴の一つ。
 
 シュンギクの茎にはヒゲナガアブラムシの一種が群れていた(写真下)。普段は食材としての春菊しか接していないが、花を咲かせた姿を見るとずいぶんとイメージが違ってくる。食材として味わったあとは、花を鑑賞できるわけだ。新開 孝

子育ては念入りに 2008/05/18(その2)
 ススキなどの葉っぱをちまき型に閉じて、その中に卵塊を隠すクモは何種類かいる。ちまき型の産室内にメス親が残る場合とそうではない場合とがあり、今朝見つけた産室は後者であった。

  それにしても今朝見つけた産室は、いかにも念入りな施錠を施されている。海外旅行用のでっかいボストンバックに、用心のため太いベルトを巻き付けている光景をテレビなどでよく見るが、まさにそれではないか。

 一枚の葉っぱを巧みに折り曲げて産室を作る技をなんとか見てみたいものだが、そういった作業は大概、夜間に行なわれるので晩酌もほどほどにせねばならない。

(写真/E-3 35ミリマクロ+2倍テレコン)

新開 孝

ノビルは、いろいろ伸びる 2008/05/18(その2)
 畦道の草原にはノビルが多い。葉っぱにはネギの香りがあり、球状の地下茎も食べられる。

 ノビルの花穂にはむかごをつける場合もおおい(写真上)。写真中は花の蕾みだが、蕾みをつける株は今のところたいへん少ない。

 ノビルの横では、ジョウカイボンが葉裏の寝床で朝を迎えていた(写真下)。

(写真/E-3   35ミリマクロ+1.4倍テレコン)
 新開 孝

アシナガバチにそっくり! 2008/05/17(その1)
 午前中はわが家の敷地に接するコナラ林とクリ林で昆虫観察の時間を過ごした。

 コガネムシの姿もかなり増えてきたが、最盛期はまだまだ先のこと。クリの梢ではコガネムシも見かけるが、小柄なコイチャコガネの方が多い(写真上)。写真の3段重ねは、画面下2段がオス。オスはメスのことしか目に入らないようで、自分の下に別のオスが居ようとまるでおかまい無しなのだろうか?
 
 クリ林の明るい草地ではデガシラバエ科の一種を見つけた。姿はアシナガバチそっくりだ。調べてみると本種はよく知られているフトハチモドキバエとはあきらかに違う。この仲間のデガシラバエ幼虫はコガネムシ類の成虫に内部寄生するようだが、その詳しい生態はよくわかっていない。
本種は、オオハチモドキバエ、のようだ。

(写真/E-3  35ミリマクロ+2倍テレコン)新開 孝

ヒゲナガサシガメ 2008/05/17(その2)
 本種の和名はなんとも平凡過ぎるが、実際に目にするこのサシガメはたいへん美しい姿をしている。しかもかなり稀なサシガメのようだ。近くの桝安森林公園で、ファーブルさんがアジサイの葉裏に止まっていた本種を見つけられた。

 私が本種を撮影したのはかなり昔のことで、愛媛県の成川渓谷で夜の灯りに飛来した個体だった。そのときには他に飛来した小さな蛾を吸血していた。どうも夜行性らしく、昼間はこうして木の梢などでおとなしく休んでいるのだろう。だから普段はあまり目に触れる機会が少ないのかもしれない。

(写真/E-3  35ミリマクロ+2倍テレコン)新開 孝

トビケラの蛹 2008/05/16(その1)
 今日は鹿児島県、財部町にある大川原峡に行ってみた。
 時期としてはミズバチ類の成虫が現れるころ。そのミズバチが見れるかもしれない、という期待もあったからだ。

 ミズバチは、渓流の水中に生息するトビケラ幼虫に寄生するという、たいへん変わった習性をもつ。このミズバチの水中産卵行動など生態写真を日本で初めて発表したのは、昆虫写真家の藤丸篤夫さん。藤丸さんはハンミョウ幼虫に寄生するホソツヤアリバチなど他、多数のハチ類の生態写真を手掛けている。

 さて、大川原峡の流れを見ていくと、トビケラ類の巣が多数ありその密度の高さにはあらためて驚く。またサナエ類の羽化殻も3種類ほど見られ、ミヤマカワトンボも多い。小型のサナエのヤゴが羽化場所を探していたのだろうか?落ち葉に這い登っていた(写真上)。

 小石を綴り合わせた3センチほどのトビケラ巣が多く、巣を剥がしてみると中に蛹が入っていた(写真中/下)。巣は狭い場所の流れにあって、がっちりと岩盤や大石に貼付いている。流れと水面の反射のせいで巣は肉眼では見づらいが、手探りで次々と見つけることができる。残念ながらミズバチの成虫はいなかったが、ここでは水生昆虫がたいへん多いから今後の観察が楽しみだ。

 同行したファーブルさんは、カシオのEX-F1でミヤマカワトンボの飛び立ちの高速度撮影を試みた。撮影した画像をさっそく見てみると、これはなかなか面白い。ミヤマカワトンボの翅の動きがスローモーションでよく見える。このような高速度撮影は、以前なら大掛かりなカメラ装置が必要だったが、カシオのEX-F1はコンパクトなデジカメ。このカメラの主機能は高速連写撮影だが、動画撮影の画質もかなり良いようだ。

(写真/E-3  35ミリマクロ+2倍テレコン)新開 孝

シロマダラとジャコウアゲハ 2008/05/16(その2)
 大川原峡を午前中いっぱいで切り上げ、次に都城市の母智丘公園(もちお)に移動してみた。

 ノアザミが斜面にたくさん咲いており、コアオハナムグリの姿も多い。ここでもさっそくカシオのEX-F1を使って高速度撮影にチャレンジ。虫が飛び立つ瞬間などは、撮影者以外に手助けがあった方が効率が良い。私がコアオハナムグリをくすぐって飛び立たせてみた。きっちり閉じた前翅の下からうしろ翅が開いて、それをはばたかせる様子もよくわかる動画が撮れた。
 
 スギの樹肌がめくれかけていたのでそっと剥がしていると、いきなりヘビが現れてびっくりした(写真上)。シロマダラの幼蛇だ。シロマダラの大人はまだ一度も見たことが無く、こどもを見るのも今回で2度目。このヘビは夜行性なのだろうか?

 ファーブルさんは、カシオEX-F1に自作の低視点高虫の眼レンズを取り付け、シロマダラの表情を動画撮影してみた(写真中)。20センチほどの小さな体だが、シロマダラは尻尾を小刻みに振るわせながら、果敢にもレンズに飛びかかってくる。どうやらレンズに巻き付けてある白いテープを標的にしているらしい。

 朽ち木にあいた多数の穴には、ギングチバチの一種がさかんに出入りしていた。ハチが抱えて持って帰った獲物は、ハナアブの一種。獲物を抱えた写真はピンぼけで失敗したが、ファーブルさんが巣穴に獲物を抱えて飛び込む瞬間を高速度撮影で捉えた。なんとか獲物を抱えたところを写真撮影しようと粘ってみたが、その後は手ぶらで戻って来るハチばかり。

 時間切れで引き揚げようとしたとき、朽ち木の近くでウマノスズクサのちょっとした群落を見つけた。まだ小さな株ばかりだったが、ジャコウアゲハの若齢幼虫が多数ついていた(写真下)新開 孝

砂浜の昆虫 2008/05/15
 はるばるフランスからお客さんがみえた。「ボンジュール!」その名もファーブルさん!
宮崎空港で出迎えそのまま日南海岸へと向かった。車中でお話しながら移動しているうちにいつのまにか日南市の見慣れた海岸林に来ていた。そこで車を降りて海を眺めながらコンビニ弁当で昼食をとった。海からくる風は強かったが、その潮の香りが心地良い。

 さて、目的の海岸までさらに南下して、いよいよ砂浜の昆虫観察だ。今日の目的はイカリモンハンミョウだったが、最初に飛んで逃げた一匹を見ただけで、その後はまったく見つけることができなかった。どうやら発生時期はもう少し先のようだ。
 砂浜の波打ち際では死んだり弱ったりした昆虫が何種類か見つかった。サラサヤンマ、ミナミアオカメムシ、ムシヒキアブの一種、そして写真のホシベニカミキリ。ホシベニカミキリはびっしょり濡れたまま歩いていた。しかしこの場違いな砂浜になぜ難着陸してしまったのだろうか?強い潮風のせいだろうか?

 海岸林に近い斜面には長い足跡が続いていた(写真下)。
これはヒョウタンゴミムシ類の歩いた跡だ。ファーブルさんによると、オオヒョウタンゴミムシではなく、オオヒョウタンゴミムシはもっと大きいとのこと。

 じつはファーブルさんは日本人。 『南仏自然観察館』 というホームページをご存知の方も多いかと思うが、南仏に5年前、家族とともに移住なさってそこで暮らしている。しかも昆虫観察や撮影をたいへん熱心に行なわれており、虫の眼レンズを工夫しての強烈な写真、映像を次々と発表なさっている。
 今回は仕事の関係で一時帰国しており、うちにまで立ち寄ってくれたわけだ。ファーブルさんは来日してすぐに購入したカシオのEX-F1という高速度撮影ができるデジカメを携えていた。が、しかし今日のところはまだ活躍するチャンスがなかった。どんな面白い写真が撮れるか楽しみだ。

(写真/ E-3  50ミリマクロ+1.4倍テレコン)新開 孝

モンシロチョウ夏型 2008/05/14
 少し前まではモンシロチョウの姿がガタッと減少していたが、このところふたたびモンシロチョウが舞うようになった。彼らの一部は私が植えたキャベツをボロボロに暴食して育った世代であるはずだ。近所にまとまったキャベツ畑がないせいか、我が菜園のキャベツは小さいうちから卵だらけとなり、やがて青虫と穴ぼこだらけとなっていた。

 午後5時半。レンゲの花で吸蜜していたメスは、ごく最近羽化した新鮮な個体だ(写真上)。気温が低くなってきたせいか動きは遅い。ねぐらにつく前に腹ごしらえというわけだろうか。
 ノアザミで交尾していたカップルも若い(写真下)。こちらは午前中に撮影。

 近所にはキャベツ畑がない!?それではと車で走ってみた。すると5分と掛からぬ畑の片隅で一列10株というささやかなキャベツ畑を発見できたのは、1週間程前のことだった。そこではモンシロチョウの卵から終令幼虫までセットで見ることができた。うちの近辺ではその頃すでに幼虫期はほぼ終わっているから、発見できた畑はかなり出足が遅いようだ。モンシロチョウの世代交替もこうして場所によっては微妙にずれているから、その結果大きなエリアで見れば年中ダラダラと発生していることになってしまう。


(写真/E-3  50ミリマクロ+1.4倍テレコン)新開 孝

駆け足の春(その2) 2008/05/13
 長時間の運転のあとは腰が痛む。午後5時すぎころ犬の散歩に出てみた。歩くと痛みも鎮まる。

 田んぼのキツネアザミはすでに花盛りも過ぎ、種子の白い綿毛がよく目立つようになった(写真上)。チガヤの花穂も次々と開花が進み、白くて細長い穂がちらほら増えてきている。チガヤの穂はキツネの尻尾のようにも見える。カヤネズミの巣作りではこの柔らかい穂を使って産座を設えるそうだ。

 キツネアザミと入れ替わるようにして花が目立ってきたのは、ノアザミ(写真中)。ノアザミの蕾みや花の姿には力強さを感じる。葉っぱには触ると痛い刺が多いから、その力強い印象をより強めるのだろう。
 ノアザミは花期も長いうえ、訪れる昆虫の種類も多い。よく見かけるのがモンキチョウだが、大柄なカラスアゲハ、クロアゲハ、ジャコウアゲハそしてアオスジアゲハなども、ノアザミの赤い花にはよく似合う気がする。

 畦道に沿ってカラムシの群落も元気に葉を広げている。夕陽の逆光を透かしてみれば、もうラミーカミキリが活動していた(写真下)。

(写真/E-3  シグマ105ミリマクロ)新開 孝

駆け足の春(その1) 2008/05/13
 大分市内を出たのは午前9時前。少し迷ったが一般道をひたすら南下して、延岡経由で帰宅することにしてみた。

 途中、延岡市内の愛宕山にでも寄ってみたかったが、そうすると帰宅時刻が夜遅くになってしまう。どうせなら、じっくりと虫探しをしたいので今日は止めておくことにした。
 愛宕山にはベニツチカメムシが生息している。国道を走りながら車窓からその愛宕山が見えた。鬱蒼とした照葉樹林に山全体がおおわれており、いかにも自然が豊そうだ。
 延岡から先は海岸線に近い国道10号線で、平地の道が延々と続く。日向まで下って見えてきた海はたいへん時化ており、高波がおおきくうねっていた。
 宮崎県は全国の中でも道路整備が一番遅れていると言われているが、とくにこの県西部の南北を結ぶ主要道路の高速道路化が大きな課題だろう。九州の高速道路網を見渡すと、宮崎県の途中でプツンと途切れており、九州内を大きく南北に移動するときには高速道路が整備された熊本県側を走る必要がある。
 何でも便利になる方向へと進むのが世の常だが、ま、のんびり走るのもたまには良い。遅かれ早かれ良いも悪いも関係なく、いづれ九州内の高速道路網もしだいに延長整備されていくはずだ。

 うちに着いたのは午後2時半。日射しはたいへん強い。敷地のクヌギでは樹液レストランが開業中。昨年とほぼ同じ場所で樹液が出始めたようだ。
 

(写真/E-3 50-200ミリズーム  /ゴマダラチョウとサトキマダラヒカゲ)
新開 孝

阿蘇山のオオルリシジミ 2008/05/13
 昨日は阿蘇山に赴き、オオルリシジミのビデオ撮影を行なった。
 現地では日射しも強かったが、風が強く次々と雲も流れてくる。そのたびに大きな影ができて、撮影はたびたび中断しなければならなかった。

 肝心のオオルリシジミは、午前中にわずか1匹のオスを見たのみ。そこで午前中は風景やクララの撮影を優先して行なった。昼過ぎになってようやくクララ上で交尾中のカップルを見つけた。しかもそこへ別のオスがやって来て、さかんにまとわりつくように飛翔し始めた。さっそくカメラを三脚に載せようとした途端、オスは飛び去り、しかも交尾ペアまで風に流されるように姿を消してしまった。
 ともかく風のせいか飛翔する個体は少ない。そこでクララの生えているところを重点的に歩き回ることにした。そうしているうちにポツポツと静止しているオスやメスを見つけることができた。それにしても個体数は少ない。

 午後2時を過ぎたころからわずかに風も弱まり、クララの頂点で休んでいるメスの姿も少しずつ増えてきた。新鮮なオスの日光浴の姿も撮影できた。
 オスが翅を広げた姿を見るのは今回が初めてだが、撮影できたのはビデオのみ。写真のほうはメスしか撮れなかった。

(写真上/E-3  50ミリマクロ+1.4倍テレコン/ツクシシオガマで吸蜜するメス)
(写真中/E-3  8ミリ魚眼/ツクシシオガマ)
(写真下/E-3 8ミリ魚眼/クララ上で交尾するオオルリシジミ)

    ※撮影日は全て、5月12日。場所は阿蘇山、南阿蘇村。

 オオルリシジミの撮影を終えたあとは、阿蘇神社経由で大分市内へと移動。知り合いの方のお宅に到着したのは午後7時前ころ。さて、それからは楽しい酒盛り!

 
 新開 孝

セグロアシナガバチの女王 2008/05/11
 去年は庭や私の林内でキボシアシナガバチの営巣が多く見られた。
今年はできるだけ早めにアシナガバチ類の初期巣を見つけておきたいので、毎日気をつけてはいる。

 一昨日は偶然、玄関前の植え込みでセグロアシナガバチの初期巣を見つけた(写真上)。すでに独房が6部屋あって、卵もそれぞれに産みつけられていた(写真下)。単独女王が巣の拡張工事や卵の世話につきっきりだ。
 うちにはキアシナバチもよくやって来るが、セグロ、キアシ両者共に初期巣の段階で巣を放棄してしまう例がたいへん多い。

 その理由の多くは、アシナガバチ類を獲物とするヒメスズメバチの脅威によるものだろう。

(写真/E-500  シグマ105ミリマクロ)

 昨夜は室内撮影で徹夜だったが、今朝の早朝4時過ぎに地震があった。ここ宮崎県三股町に引っ越して来て1年と1ヶ月間ほどだが、体感できる地震としては初体験だ。徹夜したせいで今日一日がたいへん長く感じられる。

 明日はまた、阿蘇山に赴く。
新開 孝
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