| 今日も一日、雨。 またもや迷い犬だろうか?首輪を付けたオス犬が敷地内を出入りし始めた。捨て犬の可能性も今のご時世だとじゅうぶん考えられる。
庭のツワブキにハラビロカマキリのメスが潜むように佇んでいた。体の色は黄色に近い草色。見事に花陰に溶け込んでいる。
林の縁のツワブキを日が落ちてから撮影してみた。この写真は露出時間を長めにしておき、ストロボをいろいろな角度から何度も発光するという手法を使っている。早く言えば夜のライトアップというわけ。こうして撮影すれば、ツワブキだけが背景に邪魔されることなく、浮き上がって見える。 こんな撮影したのは、最初からそのつもりではなく、夕方になってから花に来るホウジャク類の撮影をするのが目的だった。しかし、撮影準備に取り掛かるのが遅く、ホウジャク達はあっという間に姿を消してしまったのであり、そこでツワブキのライトアップを思いついたのだった。 この撮影法ではまず、カメラの位置からツワブキまで走って行き、ストロボをいろんな角度から照射する作業が必要。短時間のうちにこなさなければいけないので、けっこう俊敏に立ち回るため、運動量も大きい。薄暗い中、ストロボを持って小走りにツワブキの回りを駆け回る姿は、さも滑稽ではなかったかと思う。
(写真上/E-3 ズイコーデジタル50ミリマクロ) (写真下/E-3 ズイコーデジタル50ミリマクロ+ストロボFL36R) | |