| 今日は高千穂牧場に行ってみた(写真上/奥の頂は高千穂岳)。 乳牛を放牧しているようなので少し期待してみたが、牧場はどこを歩いてもじつに綺麗で、牛糞ひとつ落ちていなかった。牛舎内での飼育が中心なのであろうか。牛舎のそばに行かないかぎり、牛糞の臭いすらしない。これは変だ。
ここは観光牧場でもあるので、レストランなどの施設がとても華々しい。平日だというのに来客数も多い。綺麗で清潔感に留意しているのも観光客のためかもしれない。 ウエスタンの曲が場内に流れていたりして、私はさっさと帰りたくなった。これではダイコクどころか、オオセンチコガネもいないのではないか。
牧場のゲート近くの花壇に、新鮮なアオタテハモドキのオスが1匹飛んでいた。これはちょっと意外だった。この辺の標高は海抜500メートル近くになる。なんとか撮影しようとしたが、風が強くそのうえとても神経質で寄せ付けてくれなかった。 この牧場の近辺でどこか小規模でもいいから放牧を行なっている牧場はないものだろうか?近年になって、放牧などをする畜産家はむしろ変人扱いされるような風潮のようだから、難しいかもしれない。しかし、もう少し探ってみようかと思う。
うちに戻ってから、すぐ近くで虹を見た(写真中)。ここ数日、毎日のように虹が出る。 今日のロケハンの成果がなかったことは残念だったが、ある程度は予想できたことだ。
犬の散歩で近所の集落内を歩いていると、西洋ミツバチの飼育箱が捨てられたように積み重ねてあった(写真下)。これも時代の流れを物語っている。国内の養蜂業は中国の安価な輸入蜂蜜に対抗できず、どんどん衰退してきた。
(写真上、中、下/E−330 14-54ミリズーム) | |