| 三角水切りの改良工作 2007/09/17(その3) | | 昨日はほとんど一日中、雨。ときには土砂降りともなった。
先日から台所で使っている三角水切りの脚が短いから、すぐに水切りのなかまで水が入ってきて困る、と嫁さんが言っていた。そのプラ製三角水切りは、結婚したときに買ったもので、もう20年近く使ってきたものだ。
プラ製水切りはしかし、どうにも工作の工夫が思いつかなかった。そこで金属製の新しい水切りを購入し、それを改良することにした。 改良工作といっても簡単なことで、付いていたゴム脚をいったんはずし、その留め金も抜き取る。穴をリーマーで少し拡張し、そこへ用意した長めのボルトを差し込み、ナットでネジ止めするだけ。最後にゴム脚をねじこむ。
問題となったのは適当な長さのボルトを仕事部屋のネジ棚から見つけることだった。ところが運良く4本の適度な長さのボルトがすぐに見つかった。見つかったのだけれど、それに合うナットが見当たらない。最初はウィットネジで合うだろうと思っていたらダメで、他の規格ネジでもダメ。
どうやらたまたま見つけ出したボルトは、何かの製品を解体したときに回収しておいたボルトのようだ。それがジャンク箱のようになったネジ棚の隅に埋もれていたわけだ。しかし、どうしても諦めきれない。わざわざこのためにホームセンターに行くのもバカらしい。 結局、ネジ棚の引き出しをあちこちかき回しているうちに、なんとかボルトに合うナットを3個、掘り出すことができた。3個のナット探索に30分以上はかかっただろうか。
ネジの規格はいろいろあって、厄介だ。例えばカメラの三脚ネジなどは先に書いたウィットネジという、世間一般ではあまり使われなくなった規格ネジだ。
昆虫写真でもさまざまな工作が必要となるが、ネジの種類も数もいつのまにか増えてきた。最初のうちはラベルを貼付けたフィルムケースにきれいに分類整理していたが、しだいに雑になり、ひとつの引き出しに様々な規格ネジがゴチャゴチャと押し込まれた状況になっている。
写真の整理も急務だが、ネジや工作部品の整理もやらねば、と反省している。
(写真/E-300 14-54ミリズーム)
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