| 以前にうちの林のアカメガシワ樹液に、ヒラタクワガタをはじめ、さまざまな昆虫や他の生き物たちが集まってきたことを何回かに渡って紹介した。
ところが2週間ほど前から、このアカメガシワの樹液は出が悪くなったのか、ほとんど昆虫たちが寄り付かなくなった。そして、それと入れ替わるようにしてアカメガシワの奥にある大きなクヌギ樹液が出始め、そこに新たな昆虫酒場がオープンしていた。
その中でも私が嬉しかったのは、スミナガシの登場であった(写真上/カブトムシ♂、カナブンなどもいる)。ゴマダラチョウも来ていたし、ノコギリクワガタも常連客だ。
しかし、ノコギリクワガタは、あとからやって来た、腹を空かしたでっかいカブトムシに投げ飛ばされてしまった(写真中)。
ノコギリクワガタは投げ飛ばされて、地面に大アゴがブスリと付き刺さってしまい、なんとも格好がつかない(写真下)。
こんなハプニングもあるから、野外観察は面白い。
この逆立ちしたノコギリクワガタの写真を子供に見せたのだが、やはり予想通りの答えだった。
「なんだよ、ダッセ!!」
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