| ツマキシャチホコ幼虫とコナラ 2007/07/21(その1) | | 雑木林でよく見かけるのが、このツマキシャチホコの幼虫群だ(写真上/撮影は今月上旬)。 クヌギかコナラについている事が多く、初めて見る人は、まずギョッ!と驚く。
幼虫は群れて葉っぱをモリモリ食べるので、梢の一部が丸裸になってしまう。以前にツマキシャチホコの幼虫を撮影したコナラを見に行ってみると、丸裸になっていた枝のあちこちで、若葉が育っていた(写真下)。
梅雨のころコナラやクヌギでは萌芽がみられ、それを土用芽と呼ぶが、このように昆虫などの食害で葉っぱを失うと、植物には自らを修復しようとする力がある。 喰う喰われるという、生物のしがらみのなかには、どちらかが一方的に勝ち組になるという単純な図式はあり得ない。
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