| 今朝、仕事部屋の扉を開けると目線の高さの庭木で、サツマヒメカマキリが雨宿りをしていた。
雨に打たれていたせいだろうか?サツマヒメカマキリは少し元気が無い。 そこで、室内撮影を少しだけして、すぐに庭木に戻した(写真上、中)。
写真のサツマヒメカマキリはおそらくメスだと思われるが、彼女に元気が無い理由はなんとなく解る様な気がする。
じつは4日前に、やはり庭木のニシキギの葉裏で、サツマヒメカマキリのものと思われる、卵のうを見つけている(写真下)。産下されてから、まだ日も浅い新鮮な卵のうである。
つまりサツマヒメカマキリはすでに産卵時期に入っており、彼ら成虫のシーズンも終盤だと言える。今朝のメスもお腹がしぼんでいた。
昨日は、トノサマバッタのメスも庭で見つけたが、もうヨレヨレで今にも倒れてしまいそうなくらい、弱っていた。
ここ南九州では、トノサマバッタの第一化が終わろうとしており、そしてサツマヒメカマキリも、次の世代に移ろう時期となっている。それがちょうど梅雨の終盤と時期が合致しているところが興味深く感じる。
(写真上、中/EOS-5D EF100ミリマクロ) (写真下/EOSキッスデジタルN EF100ミリマクロ) | |