| 喰う者、喰われる者 2007/07/11(その1) | | バタバタ!!バタバタ!!、と茂みからにぎやかな、そして深刻な音が聞こえてきた。
何かあったな!そう思って近づいてみれば、蛾の一種がオオカマキリの幼虫に捕まっていた。蛾はシタバガ類だが、まだ種名まで調べていない。とにかくそのシタバガの抵抗たるや凄まじいものがあって、翅をものすごい勢いでバタつかせている。
しかし、オオカマキリが幼虫とはいえ、前脚の鎌で押さえ込む力はかなりのもので、いくら獲物が暴れようと、いっこうに手放そうとはしない。オオカマキリはガブリと、シタバガの頭から食べにかかった(写真上)。
すぐ近くのコガネグモの網巣ではアオスジアゲハが吸血されている最中(写真中)。この網巣にはモンキアゲハも簀巻きにされており、そちらは明日のランチになるのだろうか?見れば、網巣の近くにはヤブガラシの花が咲いており、アオスジアゲハをはじめ、さまざま昆虫が訪花している。
さらに下草を夕日に透かしてみれば、ササグモが蛾の幼虫を捕らえていた(写真下)。
(EOSキッスデジタルN EF100ミリマクロ)
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