| 雨の中のヤマトシジミ 2007/06/15(その1) | | 今日も雨は降ったり止んだり。雨が止んだ合間に庭に出てみると、交尾しているヤマトシジミを見つけた(写真上)。画面の左がメス。
こうして見てみると、メスのほうが翅も傷んでいない、羽化して日も浅い個体であることがわかる。一方、オスは成虫になってからかなりの日数、あらゆる危険をかいくぐって生き延びてきたのだろう。
撮影しているうちに、また雨が降り出してきた。雨滴を翅に受けて、交尾カップルは足場を失いそうになった(写真中)。どんどん雨脚が強くなり始め、傘をさした私も、Tシャツの腰あたりがびしょ濡れとなる。カップルに傘をさしかけてやりたいところだが、それでは観察にならない。 そのうちにオスの方が足場を失い、宙づりの状態になってしまった(写真下)。しかし、メスは踏ん張る。若くて体も大きいぶん、メスは強い。 そうこうしているうちに、なんとかオスも脚を踏ん張ることができた。 さらに雨は激しく降り続けるが、交尾カップルはこの草うらで雨宿りを決め込んだようだ。
(E-300 50ミリマクロ)
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