| 今朝は雷雨となり、激しい雨のなか大間々のホテルを出た。
赤城高原へと向かい、さらに水上に着く頃には、雨脚も弱まってきた。今ならキバネツノトンボの発生期だろうということで、私が数年前に見つけたフィールドを訪れてみた。
草原を歩いてみると、さっそくキバネツノトンボのオスが見つかった。しばらくするとメスも見つかり(写真上)、しだいに多くの個体がいることがわかった。陽射しが出始めて、気温が上がると活発に飛翔するオスもいた。
オスはおしりに写真中のような突起を持っているので、すぐにわかる。
群馬県、水上町にはキバネツノトンボの発生地が小規模ながら点在している。私は偶然にも非常に個体密度の高い発生地を見つけ、以前にはよく通ったものだ。
さて、このフィールドではヤマビルが多く、私も寸での所で吸血されそうになった経験がある。それで同行の鈴木さんと仲瀬さんには、くれぐれも注意するように言ってたのだが、、、、。
車に乗ってしばらく移動しているうちに、助手席に座っていた仲瀬さんが、急に騒ぎ出した。何事かと運転席の鈴木さんを見れば、ズボンの上をヤマビルが歩いていた。車を止めて確認してみれば、鈴木さんの体には次々とヤマビルが見つかる。結局、5匹ものヤマビルが取り付いていたのであった。早く気付いたので、 幸いにも吸血されずに済んだ。
ちなみに鈴木さんによれば、ヤマビル防除にはタバコの葉を靴下にすりこんでおけば、効果絶大ということだった。
(写真上/E-330 魚眼8ミリ) (写真中、下/E-500 35ミリ+1.4倍テレコン) | |