| うちの近所の畑に、クヌギの若木を植えている所が何カ所かある。 そのうちのもっとも近い場所に行ってみた。 クヌギの芽吹きはコナラよりずいぶん遅く、まだ葉も若い。ふと目線の高さで今朝もまた、サツマヒメカマキリ幼虫に出会った(写真上)。
落ち着いている彼らは、前脚の鎌を揃えて伸ばしていることが多い。そしてそのポーズは、枝に化ける効果をより高めていると思われる。
先日、庭の木で大きな枝を切った。その木は常緑樹だが種名がまだわからない。で、切り落とした枝を積み上げておいたら、今日はゴマフカミリがさっそく来ていた(写真下)。ゴマフカミキリは顔を伏せて、枝に抱きついたまま微動だにしない。これもまた、枝に化ける技なのだろう。
(写真/E-500 35ミリマクロ+1.4倍テレコン) | |