| ![](http://www.shinkai.info/photo/walking/1316-1.jpg) | ![](http://www.shinkai.info/photo/walking/1316-2.jpg) | | 数日ぶりに中里の林を歩いてみた。
日曜日とあって散策する人の数も多いが、平日でも歩いている人の数は決して少なくはない。ただ、今日は若い年齢層の方が目につく。普段は高齢化社会の現実を物語る風景となるが。
このところアオマツムシのけたたましい鳴き声も、さすがにちらほら聞こえる程度にまでなってきた。そういえば、昨日まで滞在していた宮崎では、まったくアオマツムシの鳴き声を聞いていない。お隣の鹿児島県でもアオマツムシの記録は2002年が初めてというから、ここ南九州では、アオマツムシの侵入は遅れているようだ。 こういう帰化昆虫の分布拡大に伴う侵入は、できれば願い下げしたいところだが、人間の社会活動が盛んな限りは、いずれ時間の問題であろうと想像できる。 アオマツムシのことを考えていたら、ふとセスジツユムシの日光浴する姿が目に入った。
(EOSキッスデジタルN シグマ50ミリマクロ)
『三股町、雑木林の整備とは』
宮崎県、北諸県郡三股町。ここに今年購入した新居へ移転するのが、来年3月末であり、入居へ向けての準備が具体的に進行し始めている。
いろいろやるべきことが多い中、敷地内約2200平米の山林の整備については、今回の滞在中に考え直すことになった。これまで山林の整備は、業者なりシルバー人材なりに委託して、まずはササ刈りを全面的に施そうと考えていた。 しかし、クヌギを主体としたこの山林、雑木林を、私は自分の仕事の野外スタジオに仕立てたいと目論んでいる。どこをどう伐採し、林をどういうふうに変えていくのかは、私自身が最初から手をつけ、自分の力でできるところまでやってみたい、そう思い始めたのであった。 たしかに人一人の力で全てを一気にやり通せるわけではないが、例えば3年計画で少しずつエリア順に進行していくのでもいい。時間を掛けながらでも、林をじっくりと眺めて理解してみたい、そういう気持ちが強くなっている。撮影する時間が減ってでも、林を自分の手で造り直してみたい。その途中の様々な林の姿を見ていきたいのである。
で、さっそくは、林の整備の道具として、チェーンソーが必要である。これもいろいろ機種があって、少し調べなければならないが、いずれにせよ必需品である。すでに草刈り機は、叔父からプレゼントとして一台いただいているが、これも用途によっては別機種も新たに必要となる。 私はここしばらく、農機具などの選定に時間を掛けなければならなくなった。デジタルカメラの新機種がどうのこうのなどは、二の次である。 ![新開 孝](sighn_ss.gif) | |