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アヤヘリハネナガウンカ(7月)
Noumuraida hibarensis (Jul)
狭山丘陵の草むらをかきわけ歩いていたときだ。目前に垂れた梢を払おうとして、ふと手を止めた。翅のお化けが葉裏に並んでいたのである。3匹、4匹と数えるうちにもぞもぞと動き出す。大きな翅は透明膜のようだが見る角度によって緑色に輝く!小さな体のほうを仔細に眺めると、ウンカの仲間であることがすぐわかった。しかし、それにしてもこの大きな翅はどのように使うのであろう?まだ飛翔する姿を見たことがない。