| 「矢カマキリ」とは 2006/10/10(その5) | | 今回の写真は一昨日、群馬で撮影したもの。
当日は終日、強風が吹き荒れて、ときにじっと立っているのさえ辛くなるほどであった。したがって撮影のほうも被写体ブレとカメラブレが多発して、シャッター回数に対して、OKカットの歩留まりは良くなかった。
さて、そのような強風のせいであろうと思われるが、珍事件を目撃した。 ハラビロカマキリのメスの背中に、木切れがグサリと突き刺さっていたのである。もちろん突き刺さる瞬間を見たわけではないから、事の真相は定かでないが、強風のいたずらではないか、と考えるのが私にはもっとも自然であるように思える。
ハラビロカマキリからその木片を取り除いてみると、傷はきわめて浅いことがわかった。木片の重量からすれば、強風の力を得て突き刺さったにしても、受けたダメージは軽微で済んだようだ。
強風のせいで、私も自分の帽子を池の中へと吹き飛ばされた。16年前に初めての海外旅行でマレーシアに行くときに買った帽子だ。池の中央まで流されると回収は不可能だったが、中州の草で止まったので、いつも車に積んである6メートルのタモ竿で難なく掬いとることができた。 やはり帽子にはあごひもを付けておくべきだと、反省した。
(E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン) | |