| よほど強力絶大な光源でもない限り、夜間撮影時の補助ライトは、被写体に光軸をきっちり合わせる必要がある。
で、そのための工夫を今日も紹介してみたい。前回にも書いたように、だからと言って、そうたいそうな工作でもなく、あり合わせの市販品を組み合わせただけのもの。
肝心なポイントとは、しっかりライトを固定できることと、迅速に片手でもって光軸を可動できるかどうか、という点である。
写真上はカメラへの固定用L型アームと改造ライトの2種類。ライトはいずれもストロボ用のアクセサリーシューにワンタッチで装着できる。
写真中は、もともとボールヘッドで自在に光軸が動かせるタイプのライトを、ストロボの足に付け替えただけ。このライトは光量が今ひとつだが、軽いのが取り得。ただしボールヘッドは簡単に可動できる反面、歩いているうちにライトの向きが勝手に動いてしまう、という短所もある。
写真下は、光量は強力だが少し重たい。このライトをガッチリ固定するには 、しっかりした自在アングルが必要。ライトを固定する部品は他にもいろいろ工夫できるだろう。ガッチリ固定は出来るが、ライトの向きを変えるときは両手が必要なときもあり。
じつは小型のボールヘッドの自由雲台で、操作性が非常に良いものが手元にある。それはガッチリ、しかし可動時は片手でスムーズにできる、という優れもの。ただしこれは、操作ダイヤルの大きさの問題もあって、L型金具に取り付ける場合には不具合が生じる。それについてはまた明日、アップしたいと思う。
(EOSキッスデジタルN シグマ50ミリマクロ)
『MacBookProとは、なんぞや!?』
私は現在、ウィンドウズとMacの両方を使っているが、もはやMacのOS環境を今のOSX10.3.9からバージョンアップする気は当分ない。
ところで今年から大学生となった甥が、学校の授業でMacを使う必要があり、ついにMacBookProを購入した。ところが甥のところの兄弟はウィンドウズを使っており、まったく初めて触るMacにはなかなか馴染めない様子。
そこでMacを使っている叔父の私のもとへ、MacBookProを携えてやってきた。すでにユーザーアカウント登録まで済ませ、通常には使用できるまでの設定は終えている。ただしパスワードが今一、記憶違いなのかうまく入力できない。 で、とにかくまずはメモリーの増設(2G)をしてみることにした。これは無事終了。しかし、ここでパソコンを起動しても何故かしばらくするとダウンしてしまう。電源を数秒間押して再起動せよとの暗〜いダイアログが出てしまう。
メモリー増設に問題ありかと疑い、一旦メモリーを512MBに戻してみると起動できたが、さらにOSXの再インストールを試みるも、最後の再起動時で落ちてしまう。これを3回繰り返して、ついに諦めることに。
私はMacのモニター上で初めて見る警告ダイアログに驚くばかり。インストール作業の完了後に、なぜに落ちてしまうのか!?
インテルMacと縁は無いと思っていたが、いきなりの初対面で面喰らってしまった。「こりゃあ、パソコン本体の取り替えだねえ」と甥に差し戻すしか、他に策は無いのであった。
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