| セスジスズメの幼虫 2006/07/26(その2) | | ある方から、セスジスズメの幼虫をいただいた。 その幼虫は、家庭菜園のサトイモの葉を暴食していたそうで、過去には駆除されたこともあるそうだ。
セスジスズメの幼虫は、街中のつる草、ヤブガラシなどでよく見かけることがある。しかし、サトイモの葉っぱも食べることを私は初めて知った。家庭菜園などはけっこう気に掛けて見ているが、普段からサトイモだけは注目してなかったせいだと思う。
それにしても眼玉模様のような紋様が並んだ姿は、まるで妖怪そのものだ。案外、昔の人はこういう幼虫を想像力を逞しくして見ていたことだろう。そして、いろんな奇抜な妖怪の存在を怖がったり、楽しんだりしていたに違いない。
さて、このセスジスズメ幼虫を私に引き合わせてくれた方は、家庭菜園を楽しまれているおばさまだが、以前なら駆除していたものの、私のささやかな影響を受けられてから、この「キモイ芋虫」を、なんとも神秘的で不思議な生命として、眺める楽しみを見出されたようであった。
(EOS-5D マクロ100ミリ)
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