| オレンジ色のメバエ 2006/07/17(その1) | | 今朝は、胎内市の中条グランドホテルで朝を迎えた。
空は相変わらず曇っているが、雨はほとんど止んでいる。
さて、同行の森上信夫さんと私は、まずは「胎内昆虫の家」に赴き、そのあとに故・馬場金太郎先生の池を訪れてみた。ここは通称「馬場金池」とも言う。 ハンノキの梢では、無数のミドリシジミ♂の乱舞を見る事ができた。昔のままにミドリシジミが多数いて、少し安心した。 しかし、時間もあまり余裕が無いことと、私たちは日本海の海浜でハマベウスバカゲロウを撮影したいこともあって、早々と池を後にした。
潮の香りは心地良いが、長雨でずっしりと固くなった砂浜を歩くのは、なんとも重苦しい気分となる。雨のせいであろうか、ハマベウスバカゲロウのすり鉢状の巣穴は痕跡程度しか見つからず、探索は難儀した。
しかし、建物の庇下で森上さんが巣穴を発見。さっそく掘り起こしてみれば、お目当ての幼虫を見つけることができた。 その幼虫の写真は明日にでもアップすることにして、これとは別に見つけたのが写真のアブである。
全身、オレンジ色のメバエは、これまでに見た事が無い、変わり者。 前脚を交互に高く差し上げる仕草が、なんともまた奇妙であった。
だが、このアブ、どうも怪しい。そこでとにかく、捕獲してみたのである。
続きは明日に、、、、。
(E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン) | |