| カメムシ幼虫、2種 2006/07/22(その1) | | 明るい草地のクズを見てみた。ヒメコガネやマメコガネがクズの大きな葉っぱに無数の虫食い痕を残している。このコガネ類の撮影は、けっこう難しい。なぜなら彼らの体表面の光沢感を出すのは意外と厄介である。
で、もう少し別の昆虫を探してみると、まずはホシハラビロヘリカメムシの幼虫(写真上)、とマルカメムシの幼虫(写真中、下)が見つかった。 いずれもクズ上で生まれ育つカメムシで、どこにでもいるカメムシだ。
マルカメムシの成虫は茶色でツヤツヤの体をしているが、幼虫の方は毛深い。その毛深さは、クズの茎に生えた毛にも紛れて、うまく隠蔽擬態となっている。
ホシハラビロヘリカメムシもマルカメムシも、成虫となれば、体の色が茶褐色の地味な姿となってしまい、なんとも惜しい気がする。
(E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン) | |