| まるでハチのような姿をしているコスカシバを、アカメガシワの葉上で見つけた。
本種の幼虫はサクラなどの樹皮下に穿孔してそこで育つ。幼虫がトンネルを穿つため、樹木の表面が変形し、樹液が出る。サクラだと寒天状のヤニが出ているから、幼虫が入っている樹はすぐにわかる。 サクラ以外にも、ウメ、モモなどにも被害をもたらすので、防除の対象となる害虫でもある。 成虫が現れるのは5月から10月くらいまで、だらだらと羽化するようだ。しかし、年1化であり幼虫の生育期間はきわめて長いようだ。
(注/コスカシバを撮影したのは昨日)
(OLYMPUS E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン)
「撮影機材の表記について」
最近の「ある記」では撮影機材の表記を省略してきた。その理由は、カメラもレンズもこのところ使用機材が落ち着いてきて、更新することは当分ないようにも思われたからだ。 カメラや写真そのものに興味ない方にとってはどうでもよいことだと思われるが、しばらくこの表記無しにしてみると、それを寂しいと感じる方もいらっしゃることがわかった。そこでまた表記を再開することにしてみた。
さて今後、新しいカメラを導入するとすれば、まず一番に期待しているのはOLYMPUS、Eシステムのフラッグシップ機の登場である。つまりE-1の後継機種。 ボディが防塵、防滴であることはやはり必須と思うし、カードへの書き込みや消去、画像確認などのデータ処理も迅速であることを望んでいる。 E-1の良いところを継承しつつ、そういう基本性能の向上をしてもらいたい。連写性能ももっと上げて欲しいところだろう。 | |